あと出しじゃんけん
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あと出しじゃんけんは、じゃんけんから派生した遊び。じゃんけんでは反則となるあと出しを利用し、親の出した手を瞬時に判断し、親に勝てる手を出すゲーム。
極めて短い時間で判断する必要があり、人間の判断力では思いのほか勝てない。また、瞬間的な判断となると、ルールが分っていても負ける手を選んでしまうことが多い。そのため、勝負として十分に成り立っている。
[編集] ルール
まずは親を決め、「あと出しじゃんけん、じゃんけんぽん、ぽん」というかけ声をかける。最初の「ぽん」で親が手を出し、2回目は挑戦者が手を出す。このときの手の型と、その勝敗の関係は通常のじゃんけんに従う。
勝負の結果、親に勝てればそのまま勝ち、負ければ負けになる。あいこの場合、基本的にはあいことせず、勝ちか負けのどちらかになる。勝ちと見なすか負けと見なすかは任意だが、複数回勝負する場合は統一するべき。