ちびまる子ちゃんの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この「ちびまる子ちゃんの登場人物」は、まだ完結していない作品や番組に関する項目です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
ちびまる子ちゃんの登場人物(ちびまるこちゃんのとうじょうじんぶつ)では、さくらももこ原作の漫画作品『ちびまる子ちゃん』およびそのアニメ版・ドラマ版に登場する人物について説明する。
(声優)はアニメ、(演)は実写ドラマのキャスト。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] さくら家
まる子の家族。
- さくらまるこ(声優:TARAKO/演:森迫永依→伊藤綺夏)
- 主人公。作者自身がモデル。8歳で小学校3年生(原作の設定年齢は9歳)。愛称「ちびまる子」「まる子」「まるちゃん」。由来は、ちびで丸顔だからちびまる、そして女の子だから、子をつけてちびまる子になったらしい。ごく初期は家族から「ちびまる」と呼ばれることもあった。髪型はおかっぱ。勉強嫌いで授業中は常にうわの空状態。算数や社会などの紛らわしい分野は苦手。しかし絵は得意で図工の成績は5。本や漫画を読む事・描く事が大好きで、将来は漫画家になるのが夢。マラソンが大嫌いだが意外に速い(しんどい時間から少しでも早く逃れたいというのが速く走れる理由)。お笑いなどの面白いもの好き。昆虫など小動物が好きだがゴキブリは嫌い。常におじいちゃんの友蔵に甘えている。好きなタレントは山本リンダと山口百恵。石松そばのCMで「うぅ~ん、いけずぅ~」を覚え、以後それが口癖となる。いつも怒られてばかりいる事から本人曰く「ドリフのメンバーに例えるといつも長さんに怒られてばかりいる加藤茶」との事だが姉から「加藤茶が怒られるのはコントの中だけで普段から怒られていないからまる子とは違う」と姉に言われショックを受ける。1965年5月8日生まれ、A型 牡牛座。
- 服装は、赤い吊りスカートをはき、春・秋は白い長袖ブラウス(冬はその上に黄色いカーディガンを羽織る)、夏は黄色いTシャツ(まる子は、“顔の服”と呼んでいる)の設定が最も多い。これに通学時の黄色の通学帽をかぶり、黄色い手提げ袋を持ったイメージが定着している。
- 食べ物についての欲が強く、甘いもの(お菓子)やお茶が好き。嫌いな食べ物は納豆。そして忘れ物や寝坊が非常に多く、わがままだが呑気でおっちょこちょいな節が多々ある。なお、アニメではおばさん臭い言動と善良な性格や優しさが強調される傾向にある。
- さくら ひろし(声優:屋良有作/演:高橋克実→三村マサカズ)
- まる子の父。通称父ヒロシ。酒とタバコ(ハイライト)と野球(巨人ファン)と釣りが好き。40歳(昭和一桁生まれ)。作者の実父がモデル。性格はデリカシーがなく刹那的であり、開き直った生き方をする(それでも若い頃は後の妻となるすみれに対し、今では考えられないほどの気配りを見せていた)。野球中継が好きで、巨人の勝敗で気分が変わるが、巨人ファンの理由は、清水が東京に近いから。また、地元清水出身の大洋ホエールズの山下大輔も応援している。甘い物は苦手で、まる子が買ったチョコレートをヒロシが食べないと言ってしまったため、まる子がショックに陥るほど。冬場は布団を暖める為に屁の熱を利用して寝ている。
- なお、単行本13巻で自家用車を手に入れるが、70年代の時代設定にもかかわらず90年代式の車が登場している。
- 単行本の登場人物紹介や、話の中での呼びかけなどでは「ヒロシ」とカタカナで書かれている。
- 実父は八百屋をしているが、作中のさくら家は店舗が併設されてないため、職業は不明(普段着で帰ってくる事から、普段着または制服で勤務する仕事のようである)。これは原作者が、普通の家庭として描きたかったためお店という要素を省いたため、としている。一郎という兄がいる。
- 1934年6月20日生まれ、A型 双子座。
- さくら すみれ(声優:一龍斎貞友/演:清水ミチコ→酒井法子)
- まる子の母。旧姓は小林。旧静岡市出身。まる子に厳しくよく怒鳴るが、普段は優しい。オパールの指輪が宝物。40歳で専業主婦。若かりし頃は『モガ(モダンガール)』と呼ばれるほどの美人だったとか。榊原郁恵に似ていると言うが、第三者からはペギー葉山に似ていると言う噂もあった。ヒロシが健康器具を買うと言い張るので、ヒロシともめて離婚寸前までいったが、まる子とお姉ちゃんのおかげでさくら家最大の危機は回避された。ジーパンが穿けない。まる子曰く「いつも怒ってばかりいるからドリフのメンバーに例えるといかりや長介」との事。初期はNHKの受信料を「家は白黒テレビです。」と偽って値切る、まる子の髪を誤っておかっぱにするが意に介さないなど、ずうずうしさが強調される事もあった。
- 1934年5月25日生まれ、A型 双子座。
- さくら さきこ(声優:水谷優子/演:福田麻由子→村崎真彩)
- まる子の姉。11歳で小学校6年生(原作の設定年齢は12歳)。わりとクール。常にわが道を行き、「人生は後悔の繰り返し」という持論を持つ。リリアンなどの手芸が得意。ごく初期は「似たもの姉妹」としてかなりドジな一面やハイテンションな一面を見せていたが、次第にまる子と対照的な、冷静で知的だが要領が悪いというキャラクターになっていった。遠足が好きだが運動は苦手。姉妹で歳も近いせいで、まる子とよくケンカをするが、まる子の良き理解者。西城秀樹とにしきのあきらが大好き。同い年のよし子さんと仲がよく、交換日記をしていたが、まる子と友蔵に見られてしまう。その後まる子が余計なことを書いたため、よし子さんは泣いてしまった。その後は交換日記の話は全くでていない。そして高校生になるとこけしと呼ばれたまるこに比べ、フランス人形のような美人へと成長する。まる子とは違い、母に叱られる事はあまりなく、自分の事はきちんと自分一人でするしっかりとした女の子である。また、作者の姉の実際の名は範子である。
- 彼女を中心としたエピソードの作品はほとんどないため、「ちびまる子ちゃん」では修学旅行などの小学校6年次に行われる学校行事はほとんど出てこない。
- なお、アニメでは、3歳頃に「鉄腕アトム」のまねをしていたエピソードがある(8ミリフィルムの映像で残っている)。
さくら 友蔵(さくら ともぞう)(声優:富山敬→青野武/演:モト冬樹)
- まる子の祖父でひろしの父。脳天気で、非常にまる子に甘い。「まる子や。」の呼びかけが口癖。ヒデじいに憧れている。何かあると心の中で俳句(友蔵心の俳句)を詠む。山口百恵が大好き。76歳。モデルは作者の祖父だが、性格は正反対であり、意地悪で冷たく、作者は一番嫌っていたらしい(痴呆気味という所は同じだったそうだが、現実の祖父はそれを逆手にとって風呂を覗く等の悪事をはたらいていたらしい)。「自分の理想のおじいちゃん」が、漫画のおじいちゃんになっている。特に作者姉の祖父嫌いは相当なもので、さくらももこのエッセー集「もものかんづめ」で、姉は祖父の死に顔を見てひっくり返って笑い出したと語っており、さくらももこ自身も彼を不良翁(ふりょうおきな)と称している。
- 1898年10月3日生まれ、O型 天秤座。
- さくら こたけ(声優:佐々木優子/演:市毛良枝→宮崎美子)
- まる子の祖母でひろしの母。普段はおっとりしてるが、怒ると怖い。友蔵が暴走しそうな時はたしなめる。時々怪しい性格の片鱗も見せる。70歳。さくら家一同でお出かけに行く時は、いつもお留守番役(自分から「じゃあわたしはお留守番してるかね」と言っている)。なお作者らの脚本によるドラマ版に限っては、完成記者会見や公式サイト『さくら家の人々』で本名「さくらこたけ」と解説されている。通称「おばあちゃん」。
- 1904年4月4日生まれ、A型 牡羊座。
[編集] 清水市立入江小学校 3年4組児童
まる子のクラスメート。約半数が第2期からの登場で、逆に第2期から全く出ていない人もいる。実在の人物が少々まじっている。
学校自体は実在で、2003年に旧静岡市との合併までは同名、合併後の現在は「静岡市立清水入江小学校」である。
[編集] 女子
穂波 たまえ(ほなみ たまえ)(声優:渡辺菜生子/演:美山加恋)
- まる子の親友。眼鏡をかけている。女の子らしく優しい性格。趣味はピアノで、そのせいか音楽が得意である。彼女にとって素敵な事があるとメルヘンチックな少女「タミー」となるが、これは彼女の空想のキャラクターで、親友のまる子を含めて他の人には内緒である。すぐ写真を撮りたがる父を、母と共に煙たがっていて家を飛び出したこともある。九官鳥を飼っている。漫画・およびアニメ第1期では兄がいるような事を言っていたが、実際に登場したことはない。アニメでは第2期以降一人っ子に設定が変更されている。まる子やとし子には「たまちゃん」と呼ばれている。実在の人物で、メガネは高校生の頃からかけ始め(成人したときにコンタクトに変える)、現在は国際結婚をしている。1965年6月18日生まれ、O型 双子座。
野口 笑子(のぐち えみこ)(声優:田野恵/演:甲野優美)
- 暗い性格で、突然後ろに現れて話しかける事が多いが、お笑いなどの面白いものが大好きで、「クックック」という笑い方が特徴的。凄く面白いものだと大笑いする。変な顔の兄がいるが、その兄には「カキエ」という兄同様に極端なブサイクの恋人がいる。暗い性格を表現しているのか、上のポロシャツは藤色、スカートは紫色、髪型はおかっぱ頭である。自分の部屋をまる子らクラスメートに見せたことがない。祖父もお笑い好き。無名時代のビートたけしと出会った時にサインを貰っている。音楽の縦笛のテストで横笛のようにしながらかなり上手に吹き、周囲を驚かせた。趣味は掃除。実は、英語が堪能で、テストの点も90点は当たり前と、頭が良い。まる子には「野口さん」と呼ばれている。比較的新しいキャラクターで、初登場はスピンオフコミック「永沢君」で、本作初登場は13巻「掃除係の役割」。帰り道でまる子に突然話しかける。1965年9月9日生まれ、AB型 乙女座。
みぎわ 花子(みぎわ はなこ)(声優:ならはしみき/演:熊谷杏実)
- 学級委員。いばりんぼな性格。花輪君が大好きで、他の女子が花輪と仲良くしていると物凄くヤキモチを焼く。いわゆるツンデレ系 。見た目はあまり可愛らしいとは言えないものの、ナルシストで相当に自意識過剰なキャラクター。花輪君への愛情は病的とすら言えるほど強く偏執的で、ストーカー同然の執着を持つ。趣味は剣道。「アマリリス」という名のブルドッグを飼っている。「まるちゃん自転車の練習をする」の話で、まる子と白雪姫ごっこをして遊んだことがある。まる子には「みぎわさん」と呼ばれている。名前のルーツは漫画家のみぎわパン。モデルはおらず、まったくのオリジナルキャラらしい。1965年7月11日生まれ、A型 蟹座。
城ヶ崎 姫子(じょうがさき ひめこ)(声優:田野恵→本井えみ/演:奥ノ矢佳奈)
- 頭は縦巻きパーマがかかり、顔は無国籍風の美人で優等生。家はお金持ちで、彼女も花輪同様英語が得意。歌やピアノも上手いらしい。まる子らには優しいが、前田さんやみぎわさん、クラスの男子大半には厳しい態度で接している。笹山さんと仲が良い。気が強く、どういうわけか永沢と口論をすることが多い。まる子には「城ヶ崎さん」と呼ばれている。ちなみに漫画『永沢君』では、学校のマドンナ的存在ながら、下衆で不細工な永沢に肉体を汚されることを心では望み、高レベルの高校に行けたのに永沢の志望校に落として受験するという行為にまで及ぶが、永沢はその高校を落ちる。その上で永沢からは嫌われ見下されているととんでもないキャラクターに描かれている。1965年4月18日生まれ、B型 牡羊座。
冬田 美鈴(ふゆた みすず)(声優:馬場澄江/演:矢口蒼依)
- まる子がたまちゃんと喧嘩した時に一緒に帰ることになった愚鈍な少女。「変な顔シール」を集めている。大野君のことが好き。自分勝手なところがある。顔に似合わず乙女チックな声をしているが、第1期初登場時ではガラガラ声だった。髪型はパーマ。まる子には「冬田さん」と呼ばれている。1965年12月18日生まれ、B型 射手座。
前田 ひろみ(まえだ ひろみ)(声優:浦和めぐみ)
- 生真面目だがみぎわさん以上にいばりんぼな性格。まる子と野口さんと同じ掃除係。掃除に命をかけていて、色々指示をしていばっている。思い通りに行かなかったり、人に注意されたりするとよく泣き、泣くと鼻が赤くなる。きつい性格同士だからか、みぎわさんと気が合う。まる子には「前田さん」と呼ばれている。おばあちゃんにわがままばかり言っており、前田家一族で一年間の反省会を開いた時にこの事を家族みんなに注意されたことで大泣きしたことがある。1965年6月21日生まれ、A型 双子座。
土橋 とし子(つちはし としこ)(声優:川田妙子/演:朝日梨帆)
- まる子とは幼い頃からの仲良し。優しい性格で、まる子やたまちゃんと遊ぶ事が多い。趣味は散歩。名前のルーツはイラストレーター(漫画家)の土橋とし子。まる子には「とし子ちゃん」と呼ばれている。1966年2月18日生まれ、B型 水瓶座。
笹山 かずこ(ささやま かずこ)(声優:三浦雅子)
- 温厚な性格の美少女で、藤木に対しても君づけで優しく接している。城ヶ崎さんと仲が良い。ピアノが上手。まる子には「笹山さん」と呼ばれている。1965年8月21日生まれ、O型 獅子座。
山田 かよ子(やまだ かよこ)(声優:大本眞基子)
- まる子、たまちゃんの友人。引っ込み思案な性格でドジでおっちょこちょい。杉山君に片想いしている。まる子には「かよちゃん」と呼ばれている。ノートに自分の名前を書こうとして間違ってしまい、それが原因でまる子に片思いの相手を思いっきり暴露されてしまった。たまちゃん、はまじ同様実在の人物がモデル。1965年10月18日生まれ、B型 天秤座。
伊藤 ゆみこ(いとう ゆみこ)(声優:三浦雅子)
- まる子、たまちゃんの友人。1990年にアニメ化された頃はよく登場するキャラクターだったが、1995年からの第2期からはまったく登場しなくなった。なお、担当声優の三浦は現在は笹山さんの声を担当しており(このため、これ以後アニメにゆみこちゃんが登場する可能性はまったくないといってよい)、また映画『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』ではとし子ちゃんの声も担当した。
- 「石原さんのポーチ」の巻に登場。音楽の大石先生のことを慕っていた。
上杉 まり(うえすぎ まり)(声優:折笠愛)
- 皆にまりちゃんと呼ばれている。歌がとてもうまい。演劇の練習時に一人、熱のこもった演技を見せた。
内田(うちだ)(声:水谷優子)
- マラソンでまる子に「一緒に走ろうね」と声をかけてくれた女子。しかし実際は裏切って先に行ってしまった。
小川 まち子(おがわ まちこ)
- まる子曰く、親切。
久保田(くぼた)
- 「まる子 南の島のおみやげ分配に困る」の巻に登場。以前にまる子におみやげをくれたことがあるらしい。
紅林(くればやし) 小島 冨美子(こじま とみこ)(声:荒木香恵)
- オレンジ色のリボンを付けている。
小長谷 まさえ(こながや まさえ)(声:佐々木優子)
- みつあみの女の子。出席番号はまる子の前。第一期では加藤という苗字だった。他の女子がスカート姿の中で、彼女だけが常に長ズボンだった。
佐々木 洋子(ささき ようこ)(声優:天野由梨)
- 劇場アニメ「大野君と杉山君」に登場。「ようこちゃん」と呼ばれている。席替えでまる子、大野、杉山達と同じ班になる。
- サっちゃん
- 苗字は西村。以前まる子達は彼女の父を誘拐犯だと間違えそうになったことがある。
沢井(さわい)(声:中友子)
- 小柄な女の子。両方の髪をヘアゴムで縛っている。両親は共働きで、1歳になる弟の面倒は彼女が見ている。
- セッちゃん
高宮 純(たかみや じゅん)(声優:ならはしみき)
- 水色のワンピースを着ている。食用ガエルが顔にかかってしまい、気絶してしまったことがある。
田代(たしろ)
- 「まる子 南の島のおみやげ分配に困る」の巻に登場。以前にまる子におみやげをくれたことがあるらしい。
- チカちゃん
新田(にった)
- とし子ちゃんは当初、新田という苗字だったようだ。
野村 あつ子(のむら あつこ)(声優:中友子)
- リボンでおさげにしている女の子。えびすと両想いらしい。
林(はやし)
- マキちゃん(声優:浦和めぐみ)
- 苗字は牧村。ポニーテールの女子。気の強い性格でまる子達と仲がよい。
望月(もちづき) 山田(やまだ)(声優:小林優子)
- 劇場アニメ「大野君と杉山君」で「大きな古時計」のソロパートを歌う。かよちゃんとは別人。
ゆうこちゃん(声優:天野由梨)
- まる子から南の島のおみやげをもらう。
米沢(よねざわ)
- よりえ(声優:佐々木優子)
- 通称ヨリちゃん。まる子達と仲がよい。
[編集] 男子
花輪 和彦(はなわ かずひこ)(声優:菊池正美/演:馬宮輝)
- 大金持ちのお坊ちゃま。「ベイビ~」が口癖のキザな性格だがモテる。英語もフランス語も話せてピアノとバイオリンが弾ける。通信簿もオール5で護身術も身に着けておりまさに文武両道なのだが、字が下手なのが唯一の悩みで、書初めを自分で書かず、お手伝いさんに書いてもらって銀賞を取り、あたかも自分で書いたように振舞っていたことがある。のちに書道の先生がきて書道を書くはめになり、努力して字を上手くしようとし、彼が書いた字がクラスのみんなや先生に褒められるようになった。このことから努力家の一面も表すようになった。名前のルーツは漫画家の花輪和一。実在の人物ではなく、作者の知人でお金持ちの女性を一部モデルにしたもの。彼女は現在実家が経営する病院で事務をしている。まる子には「花輪君(原作では「クン」がカタカナ)」と呼ばれている。初期はどうしようもない性格の持ち主でイヤミな嫌われ者だったのが、次第にモテキャラになり、作者も「結婚するなら花輪くん」とそのシビアな金銭感覚を覗かせた。1965年8月7日生まれ、B型 獅子座。ちなみに「花輪」という名前から、8月7日生まれとなっている。
丸尾 末男(まるお すえお)(声優:飛田展男/演:佐藤和也)
- グルグルメガネを掛けたクラスの学級委員。学級委員になる事に命を懸けている。ほとんど顔にタテ線が入っている。「ズバリ、○○○でしょう」が口癖。クラスメートが珍しい事をするとすぐ「学級委員になりたいのでは?」と邪推したり、まる子に対し非常に失礼な発言をしたりと若干嫌われている部分がある。たまに学級委員になるため賄賂として紙石鹸などを配る。そのような性格のため、遠足のグループ分けで孤立するなど、仲のいい友達は一人もいない。原作コミックでは、選挙演説をしたり「清き一票を!」と言うような内容のビラを配ったりしたこともある。通信簿はオール5を目指しているが、苦手な音楽(歌)と体育に阻害され、その夢が実現させられずにいる。運動音痴ぶりは相当なもので、サッカーではボールをまともに蹴ることすら出来なかった。メガネを外すと「ピカソの絵みたい」と言われるほどパッチリした目が現れる。極端なマザコンでもある。名前のルーツは漫画家の丸尾末広。一年の末日に生まれた男という意味で「末男」と名づけられる。大晦日生まれのため家族は大掃除をすることに気をとられ誕生日を祝ってもらえない。実在の人物ではなく、作者の小学校時代にいた、すぐ学級委員になりたがった子を一部モデルにしていて、彼は現在IT関連企業に勤めている。まる子には「丸尾君」と呼ばれている。花輪君と合わせて「はなまるコンビ」と称されることも。彼がメインになる話までは、ほとんどが実話を基にしていたため、その話のトビラには「今回はかなりフィクションだぞ!」と書かれており、それ以後はフィクションの話も徐々に増えていったようだ。1965年12月31日生まれ、AB型 山羊座。
浜崎 憲孝(はまじ)(はまざき のりたか)(声優:カシワクラツトム/演:米谷真一)
- お調子者でいつもクラスの皆を笑わせるひょうきんな性格。その一方で優しく涙もろく、悲しい歌を聴くと泣いてしまい、『大きな古時計』で毎回号泣してしまうほど。まる子からの南の島のお土産のバッジに、アイラブユーと書かれていたことから、まる子と噂されてしまう。まる子からは「はまじ」と呼ばれており、結構一緒に遊んでいる(はまじ自身から、まる子とたまえを『友達』と言った事がある)。誰も入ったことの無い校長室に入りまる子やブー太郎を心配させた。実家は貧しくボロ家に住んでいる。
- 実在の人物で、小学生の頃はアニメとそっくりである。地元のFM局でDJをやっていたこともあるが、現在は郵便局員。2002年に自伝『僕、はまじ』(彩図社刊。カバーはさくらが描いたはまじのイラスト)を執筆した。なお、作者は穂波たまえなど大体の実在人物には出していいかと事前に了解を得ていたが、浜崎は無断で出したという。作者曰く「気の良い人だからきっと許してくれるだろう」。1965年8月20日生まれ、O型 獅子座。
永沢 君男(ながさわ きみお)(声優:茶風林/演:槇岡瞭介)
- 玉ねぎのような形の頭が特徴で、暗くてずる賢い性格。過去に火事で家を失ったトラウマがあり、それ以来火の話をすると暗くなる(実際にあった話らしいが、作者の友人だったかは不明)。現在は新居に暮らしている。毎回のように友達の藤木と人の心理を突いた陰気な会話をしている。また事あるごとに藤木に「ひきょう、ひきょう」とイヤミを言ってばかりいる。「太郎」という弟がいる。まる子には「永沢(初期の頃は「永沢君」と君付け)」と呼ばれている。将来は「たまねぎおじさんの店」という喫茶店を経営したいらしい。初期は帽子のサイズが異常に小さく、被っているというよりは玉ねぎ頭の先に乗せているようであった。作者の一番のお気に入りのキャラという説もあり、中学生になった彼が主人公の漫画『永沢君』がビッグコミックスピリッツで連載された。1965年6月27日生まれ、B型 蟹座。
藤木 茂(ふじき しげる)(声優:中友子/演:佐藤敦士)
- 暗い性格で、怖くなると一緒にいる人を置いて逃げだしたりする。一度、まる子と一緒に肝試しに行ったが、まる子を墓場において逃げていったこともある。これが原因でクラスメートから卑怯者の烙印を押され、「藤木の卑怯を直す会」が3年4組で行われるまでに至った。実際は卑怯と言うよりは「臆病者」であるが、クラスメートは卑怯と言ったほうが彼を攻撃できるからだろう(これは作者の小学生の特異な性格の描写の一つでもあるだろう)。三角形の目でいつもクチビルが青く、永沢とは陰気コンビ。いつも永沢にイヤミを言われてばかりいるが、それでも永沢と一緒にいる。友情を信じたく、待ち合わせ場所に来ない永沢を何時間も待った事がある。両親が共働きの為、いわゆる鍵っ子。スケートが得意。クラスでいちばん背が高い。愛称「藤木君」。笹山さんに片思いをしている。まる子には「藤木」と呼ばれている。中学時代になると「キジフ・ゲルーシ」というペンネームでラジオのハガキ職人となりかなり採用されている。1965年4月19日生まれ、A型 牡羊座。
富田 太郎(ブー太郎)(とみた たろう)(声優:青木和代→摩味→大塚海月→永澤菜教/演:望月佳一)
- 豚のような顔をしており、語尾に「ブー」と付けて話す。大野君と杉山君の一番弟子。家族はみんなそっくりな顔でみんな語尾に「ブー」(家族一人一人「ブー」の発音が多少異なる)を付けて話す。まる子には「ブー太郎」と呼ばれている。「とみこ」という妹がいる。仲直りしようとケンカしたはまじの家に電話した際、代わりに出たはまじのおじいさんからは「豚が電話してきた」といわれてしまった。富田は実在の人物だが「ブー」とは言わなかった。1966年2月5日生まれ、B型 水瓶座。
山田 笑太(やまだ しょうた)(声優:山本圭子/演:小林京雄)
- 常に大きな口で「アハハ、アハハ」と笑っていて、ほとんど何も考えていない。しかし蛍を一生懸命探したり、温泉で倒れた山根を心配して号泣したり、バレンタインチョコレートを女子にしつこく要求した事を反省するなど純心さを持っている。情報屋でもあり「大変だ! 大変だ!」と騒ぎ立てる。語尾に「○○だじょ~」とつけて話す。まる子には「山田」と呼ばれている。第1期から登場しているキャラだが、初期の頃と現在では髪型がまるで違う。1965年8月8日生まれ、A型 獅子座。
関口 しんじ(せきぐち しんじ)(声優:津久井教生)
- いじめっ子だが、まる子に自転車の乗り方を教えるなど優しい所もある。頭は髪の毛がほとんど生えていない。スポーツが得意。はまじ、ブー太郎と「B級トリオ」を結成し、映画『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』ではテーマ曲も歌う。将来の夢はロックバンドを組むこと。盲腸になったことがある。まる子にギャグのアイデアを頼んだことがあるが、そのギャグのあまりのつまらなさにクラス全員の顔にタテ線が入り、放課後に一人神社で泣いていた(次のはまじのギャグは全員が笑っていたが、野口一人だけが関口のギャグに笑い、はまじのギャグには笑わなかった)。まる子には「関口」と呼ばれている。何故かまる子を「さくら」とは呼ばず「まる子」とあだ名で呼ぶ。1965年10月20日生まれ、B型 天秤座。
山根 強(やまね つよし)(声優:陶山章央/演:大森弘貴)
- 胃腸が弱く、体育が苦手だが情熱家である。お年寄りに優しい。本人曰く、「野口以上藤木未満の明るさ」で、「下の中ってとこの明るさしかない暗めの人間」だと言っている。その暗さは納豆嫌いからなのではと思っていたが、単に食わず嫌いであったことが判明し、そのおかげで少し明るくなったらしい。とても厳しい父親を持つ。城みちるの大ファンで、生で見た時は涙を流していた。まる子には「山根」と呼ばれている。1965年6月29日生まれ、A型 蟹座。
小杉 太(こすぎ ふとし)(声優:一龍斎貞友/演:小杉茂一郎)
- 極度の食いしん坊で、学校を早退してまでうなぎを買ったり、ご飯を何杯もお代わりしたりする。食べ物のことになるとかなり厚かましくなり、山根が食べる予定だった給食のおかずを何の断りもなしに食べてしまうなど、その食欲は誰にも止められない。食べ物がからむと大野君や杉山君を上回る身体能力を発揮する。まる子には「小杉」と呼ばれている。初期は「愚鈍なデブ」でしかなかったが、出演回数を重ねるにつれ「図々しくワガママなデブ」になった。1965年8月10日生まれ、O型 獅子座。
大野 けんいち(おおの けんいち)(声優:山口勝平→沼田祐介/演:伊藤大翔)
- スポーツが得意で、曲がった事が大嫌い。両利き。やや硬派で女の子には興味が無い。弱い者いじめがあると助けにいくという性格でもある。杉山とは大の仲良しだが、運動会の騎馬戦で杉山が大野の助けに間に合わなかったことで喧嘩する。しかし、合唱コンクールで大野がソロで歌っているときに風邪気味のため声が出なくなり、杉山が代わりに歌ってあげたことから仲直りする。後に東京へ転校していくことからまた杉山と喧嘩するが、大野のお別れ会で仲直りする。まる子には「大野君」と呼ばれていた。杉山と船乗りになるのが夢だが、大人になってからは二人で宇宙に行くことを目指す。1965年11月16日生まれ、O型 蠍座。
- 杉山 さとし(すぎやま さとし)(声優:真山亜子/演:吉野翔太)
- 大野と同じくスポーツ好きで、曲がった事が大嫌い。愛称「杉山君」。靴下を履いていない。まる子には「杉山君」と呼ばれている。高校生の姉がいる。大野君と杉山君は、映画『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』で初登場し、その後本編にもレギュラー出演するようになった。1965年12月15日生まれ、A型 射手座。
長山 治(ながやま おさむ)(声優:佐々木優子/演:植田大輝)
- 秀才で、自然のことに詳しい。病弱な妹・こはるを大事にしている。まる子には「長山君」と呼ばれている。クラスで数少ない良識ある男子。初期の設定では漫画家を目指していることになっている。1965年5月2日生まれ、B型 牡牛座。
長谷川 健太(はせがわ けんた)(声優:岩男潤子/演:児玉真楽)
- サッカーの得意なまる子の同級生。実際に作者の小学校高学年時代に同級生だった元サッカー日本代表、現清水エスパルス監督・長谷川健太その人である。しかし本人は作者のことをまったく覚えていなかった(作者によれば「彼とは同じクラスになったことも無いし、ある意味当然」とのこと)。まる子からは「ケンタ」と呼ばれている。1965年9月25日生まれ、A型 天秤座。
杉浦 とくぞう(すぎうら とくぞう)(声優:柊美冬)
- 通称とくちゃん。花屋の息子でキレイな花を学校に持って来てくれている。とても優しくて、お人よし。しかしクラスで牛乳石鹸の箱が無くなるという事件が起きた際に、本当の犯人を庇って自分がやったと名乗り上げてしまうちょっとお人よし過ぎる所がある。
平岡 秀章(ひらおか ひであき)(声優:野島健児)
- 通称ヒラバ。面白い案を出すのが好きで、夢は放送作家になること。数年後にその夢は叶い、現在は放送作家として活躍している。実際に作者の小学校時代の同級生で「ちびまる子ちゃん」の脚本なども手掛けている平岡秀章がモデル。1965年11月20日生まれ、A型 蠍座。
西村 たかし(にしむら たかし)(声優:山田ふしぎ)
- 大人しくてちょっとトロいために、関口たち男子のいじめの対象になっている。犬が大好き。1966年3月16日生まれ、A型 魚座。
- 愛知県から来た転入生。外人のような顔立ちをしているため、当初まる子達には不気味がられて少々避けられがちであった。趣味は仮面ライダーごっこ。
青木 としお(あおき としお)
- 出席番号一番。夢は冒険家になること(劇場版で何故か坊主頭だった)。
新井(あらい)(声優:一龍斎貞友)
- 荒削りなタイプ。
井上(いのうえ)(声優:置鮎龍太郎)
- そばかすが特徴の男子。
上田(うえだ)(声優:嶋村薫)
- 気の弱い性格。小杉の牛乳石鹸をつい出来心で盗んでしまった事がある。
- えびす(声優:カシワクラツトム→折笠愛)
- けっこうモテる。学級委員選挙に推薦出馬するも丸尾君の異常ともいえる情熱さにおされ、まる子と共に辞退した。
大木(おおき)(声優:折笠愛)
- 顔が少々濃い。
小川(おがわ)(声優:一龍斎貞友)
- 夏休み中に屋根から落ちて大怪我をする。
長田(おさだ)(声優:中友子)
- 悪ガキ男子達の仲間。能面づらの男子。 読み方が設定資料で(ながた)と書かれていた。
加藤(かとう)(声優:折笠愛)
- 悪ガキ男子達の仲間。丸いメガネの男子。
兼子(かねこ)(声優:ならはしみき)
- 関口同様に頭の髪はほとんど生えていない。
久保田(くぼた) 黒田(くろだ)
- 「プールびらき」の巻に登場。ドリフの準備体操の真似をしていた際、足を滑らせてプールに落っこちる。
小西(こにし) 斎藤(さいとう)(声優:浦和めぐみ)
- 鼻血を出してしまった、坊主頭の男子。
坂口(さかぐち)
- 少しワルぶっている所がある。17年後の同窓会にて、宝くじで100万が当たったことを皆に自慢していた。
坂田(さかた) 佐々木(ささき)(声優:陶山章央)
- 関口とつるんでたかしをいじめていた男子。
佐藤(さとう)
- 「まる子 はまじとウワサになる」の巻に登場。リポーターの真似をやる。漫画を描くのが得意らしい。
島崎(しまざき)(声優:真山亜子)
- みかん狩りに行った暗い男子。
島原(しまはら) 鈴木(すずき)
- 「ゆううつな参観日」の巻に登場。まる子と雑談をしていて怒られた男子。
添田(そえだ)(声優:中原茂)
- 二重瞼の男子。
としちゃん(声優:ならはしみき)
- 「おかあさんの日」の巻に登場。母の日のプレゼントに物じゃなく、「まごころ」をあげようとしていたことをまる子に見破られた。
富山(とみやま) 内藤(ないとう)(声優:茶風林)
- 豚鼻が特徴。悪ガキ男子達の仲間。ドッジボールの時間中に渡辺と共に関口と揉めた。
- 「男子対女子 大戦争」の巻に登場。男子軍のリーダー。バカで卑怯者だが本当は優しい。
中村(なかむら)(声優:佐々木優子)
- まる子曰く「鼻は立派」。少し変わっている。夏休みの自由研究にゴキブリを学校に持ってくる。逃げ出されて大騒動に。
引田(ひきた)
- 「まるちゃん 作文を書くの巻」に登場。父は「やすお」、母は「てんこ」という名前。父の職業は畳職人。
百円(ひゃくえん) 前川(まえかわ)
- 授業参観日にだいたいの保護者が来る直前まで泣きながら給食を食べ残し、おまけに他の男子にプリンを取られる羽目に。
三沢(みさわ)(声優:菊池正美)
- 悪ガキ男子達の仲間。髪に茶がかかっている。
柳川(やながわ)(声優:一龍斎貞友)
- 悪ガキ男子達の仲間。
山本(やまもと)
- 坊主頭。優しいお母さんがいる。授業参観日に気分が悪くなり、保健室に行く。
山本 雪男(やまもとゆきお)(声優:カシワクラツトム→浦和めぐみ)
- 遠足のときにバスでまる子の隣になった、目が離せなくなるほどインパクトのある顔の男子。
吉田(よしだ)(声優:浦和めぐみ)
- 悪ガキ男子達の仲間。
若林(わかばやし)(声優:水谷優子)
- 授業参観日でカッコよい蝶ネクタイを披露。
渡辺(わたなべ)(声優:菊池正美)
- 通称ナベちゃん。悪ガキ男子達の仲間。冬には、毎日田舎から送ってくる酒粕で甘酒を飲んでいる。
[編集] その他の人達
穂波 真太郎(ほなみ しんたろう)(声優:飛田展男/演:八嶋智人)
- たまえの父。初期はごく普通のお父さんであったが、友蔵の一言が原因で、娘たまえの成長記録を残すべくライカのカメラを常に持ち歩き、何かあるとすぐ写真を撮るので、家族は困り果てている。カメラ雑誌で賞を貰った事がある。会社を辞めてプロのカメラマンになると言った事がある。吸っているタバコはマイルドセブン。なお、実在のたまえの父は自分が漫画に登場している事をたいへん喜んでいたらしく、(そうとうな変人扱いをされてはいるが)彼の没後、実在のたまえから本人が使用していたライカのカメラが作者に贈与された。9月13日生まれ、A型 乙女座。
- たまえの母(声優:中友子)
- 普段は優しく、おっとりとした性格。下の名前は不明。カメラ好きの夫にたまえ同様、困らされることがしばしば。アニメ版で何度か夫に本気で怒ったことがある。
西城 秀治(ヒデじい)(さいじょう ひでじ)(声優:茶風林/演:下條アトム)
- 花輪家の執事。花輪君のおじいちゃんの代から花輪家に仕えている。誰に対しても優しい。西城秀樹と1字違い。37歳の時に太平洋戦争へ従軍しており、危機一髪の場面もあったが終戦後、無事生還した。妻(トシ子)と娘(春子)がいたが妻は数年前に風邪の悪化による肺炎で亡くなり、娘はお嫁に行っている。妻の死により一時失意の中にいたが花輪くんの父親から花輪くんの世話を頼まれたことがきっかけで次第に立ち直っていった。アニメでは、永沢君と同じ声優が務めている。10月21日生まれ、A型 天秤座。
佐々木 茂男(佐々木のじいさん)(ささき しげお)(声優:掛川裕彦/演:きたろう)
- 呉服屋の主。植物好きで、毎日町内の木や草花の手入れをしている。30年も世話をしていて、表彰された事がある。普段は温厚な性格であるが、植物を傷つける者がいると、別人の如く物凄い剣幕で激怒する。新潟に親戚がいて、よくさくら家へ煎餅を差し入れている。友蔵にしばしば約束を反故にされる。3月27日生まれ、A型 牡羊座。
戸川 秀之(戸川先生)(とがわ ひでゆき)(声優:掛川裕彦/演:笠井信輔(フジテレビアナウンサー))
- まる子のクラス3年4組の担任教師。優しい性格で、児童からも好かれている。若くて美人の奥さんがいる。実在の人物だが故人で、はまじのモデルである浜崎憲孝の自伝によると、実際はとても厳しい教師であったという。1月31日生まれ、A型 水瓶座。
川田 守(かわた まもる)(声優:津久井教生)
- 佐々木のじいさんに憧れ、自分の名前にちなんで近くの巴川(清水区内に実在する川)を守っている。20年間も川を守って表彰された。自宅の押入れを巨大水槽に改造し稚魚を育て、家族に呆れられている。まる子には「川田さん」と呼ばれている。9月12日生まれ、O型 乙女座。
吉川 みどり(よしかわ みどり)(声優:浦和めぐみ)
- 友蔵の友人の孫。ひょんなことからまる子の家に遊びに来る。負けず嫌いで、トランプなどで負けた際に大泣きしていた。まる子には最初男の子と思われていた(顔がはまじに似ている)。藤木に片思いをしている。初登場の時、さくら家の家系ではないのに、お年玉をもらおうとしてさくら家の新年会に現れたのではないか。と言う疑惑をかけられた。1965年10月21日生まれ、A型 天秤座。
浜崎 辰五郎(はまざき たつごろう)(声優:飛田展男)
- はまじそっくりの祖父。場の空気を全く読まない発言をする。老人会の縁で友蔵と交流を深める。7月28日生まれ、O型 獅子座。
- はまじの母(声優:山本圭子/演:柴田理恵)
- はまじそっくりの母。はまじの弟をいつも背負っている。
- ブー太郎の父(演:河本準一)
- ブー太郎の母(声優:真山亜子/演:大島美幸)
- ブー太郎そっくりの母。やはり語尾に「ブー」とつけて話す。
富田 とみ子(とみた とみこ)(声優:浦和めぐみ)
- ブー太郎の妹。幼稚園児。
野口 笑助(のぐち しょうすけ)(声優:園部啓一)
- 野口さんの祖父。1月23日生まれ、AB型 水瓶座。孫と同じく面白い物好き。英会話が堪能。
野口 富士男(のぐち ふじお)(声優:田中一成)
永沢 一郎(ながさわ いちろう)(声優:茶風林)
- 永沢君の父。1932年生まれの42歳。
- 永沢の母(声優:水谷優子)
- 永沢君の母。新築祝いに花輪家から西洋の鎧を贈られ、顔に縦線が入った事がある。
- 山田の母(声優:浦和めぐみ)
- 花輪の母
- 若くてなおかつ綺麗。仕事で海外に滞在している事が多い。
- 末男の母(声優:折笠愛)
- 教育熱心な丸尾君の母。49歳。末男のことを「スエ男さん」と呼んでいる。末男同様グルグルめがねを掛けている。息子のワイロに手を焼く一面も。
石山 柿絵(いしやま かきえ)(声優:真山亜子)
- 野口兄の彼女。富士男と同じく変な顔をしている。17歳。B型。
- 山根の父(声優:津久井教生)
- とても厳しい性格で、彼のスパルタ教育は虐待に近いものがある。
- 山根の母(声優:水谷優子)
- 暴力的な夫に困惑しており、スパルタ教育を受けている息子強を気の毒に思っている。
- とし子の母(声優:水城レナ)
- 顔はとし子そっくり。髪を下げている。趣味はガーデニングと料理。
- ヒロシ(声優:神谷浩史)
- まる子の父親のヒロシとは別人。家の物置を一人部屋にしている。写真撮影が好きで、将来カメラマンになろうと思っている。
- 小杉の父(声優:川津泰彦)
- 恰幅がよく大食いではあるものの、息子太ほど病的ではない。
- 小杉の母(声優:田野恵)
- 太の常識外れの食欲を心配し、病院に相談しに行ったことがある。料理はかなり上手いらしい。
長山 小春(ながやま こはる)(声優:松来未祐)
- 長山君の妹。病弱であり、長期入院のため1年生から2年生に進級できなかった。
中野 小心(なかの しょうしん)(声優:麻生智久/演:温水洋一)
- 友蔵の友人。極度の恥ずかしがり屋でマイナス思考の持ち主。俳句を読むのが趣味。
- 川田さんの妻(声優:麻見順子)
- 校長(声優:田中亮一)
- まる子が通う小学校の校長。ろくなことを喋らない割には朝礼などの挨拶がやたらに長い。
- 避難訓練の際に自身がかぶっているヘルメットを生徒にバカにされた事がある。
- ヨッちゃん(本名不明)(声優:森川智之)
- まる子の面倒をよく見てくれる好青年であるが、青春時代は不良だった。
- 1949年生まれの25歳。
ヨッちゃんの彼女(のちに奥さん)(声優:井上喜久子→久川綾)
- まる子に通じるおっちょこちょいで、そのおっちょこちょいぶりは、まる子達へのプレゼントに、ハンカチと思って買ったものがパンツだったことからも見てとれる。結婚後、わりとしっかり者になった。
- マーク(声優:山口勝平)
- 花輪君の友人。花輪家に遊びにきていた時に、まる子にボロい黒ひげ危機一発をプレゼントされた。
- プサディー(声優:天野由梨)
- 南の島に住んでいる。まる子が南の島に行った時に一緒に遊んだ。その後、『ちびまる子ちゃん100回記念』の巻でまる子と念願の再会を果たした。
中島 えり子(なかじま えりこ)(声優:金田朋子)
松岡 三郎(まつおか さぶろう)(みまつやのオヤジ)(声優:菊池正美)
- 雑貨屋「みまつや」の店主。店に訪れる人は少ない。
- クリスマスや豆まきなどの町内会の催しには必ずといっていいほど登場する。
- クリスマス会の時、怪しげなサンタの格好で現れたがすぐにバレてしまった。巴川の花火大会で、「みまつや」と書いた花火を打ち上げたことがある。また、2006年の27時間テレビでは、クイズ大会を開催したが、ヨーロッパにいけると勘違いしてまる子は宣伝してしまった。しかし、実際の商品は地球儀だった(ミスターX曰く、「これで世界を旅してください」とのこと)。
- 10月25日生まれ、B型 蠍座。
- ひろあき(声優:渕崎ゆり子)
- 神奈川の親戚(ヒロシの兄弟)の子であり、つまりまる子の従兄弟。年下なのにまる子の事を呼び捨てにしたり、やたら態度が大きく威張っているが、その他の人たちの前はいい子ぶっている。 しかしお姉ちゃん思いなところもある。非常にクジ運が強い。
- 1969年生まれの5歳。神奈川県在住。
- あけみ(声優:今野宏美)
- まる子の従姉妹で、ひろあきの姉。小学1年生。1967年生まれの7歳。
- 静岡のおじいちゃん
- すみれの叔父であり、まる子にとっては大叔父で、“もう一人の”おじいちゃん。清水市(当時)の隣の静岡市に住んでいる。盆栽が趣味で、普段から和服を着ており、友蔵とは対照的な紳士的なおじいちゃんである。
- 静岡のおばあちゃん(声優:江森浩子)
- すみれの叔母であり、まる子の大叔母。おじいさんと同じくとても優しい。なぜ彼女がまる子(さくらももこ)の母方の祖母ではなく大叔母(祖父の妹)なのかというと、実際の母方の祖父母は作者がまる子と同年代の頃にはに既に亡くなっていたからである。そのため姪のすみれが叔母夫婦に気を遣っている描写が見られる。
上杉 よし子(うえすぎ よしこ)(声優:ならはしみき)
- さきこの親友。同じクラスの小山君に片思いしている。
根岸(ねぎし)
- さきこの友人。まる子曰く「顔は悪いけどいい奴」。
小山(こやま)
- さきこの友人。顔もカッコよくて、優しい少年。
村田 夏美(むらた なつみ)(声優:こやまきみこ/演:笠菜月)
- 通称なっちゃん。まる子の姉さきこと仲良く一緒に行く、小学1年生。
田辺 和江(たなべ かずえ)
- 神奈川県に住んでいるまる子の文通相手。大人っぽい顔をしている。恋心を抱く男子に告白しようか迷っているという悩みをまる子に相談するが、告白しない方がいいと返信したまる子と気が合わず、文通をやめることに。
与那嶺 詩子(よなみね うたこ)
- 沖縄に住んでいるまる子の文通相手。声はダミ声で、友達がいないことに悩んでいる。まる子とヒロシが歌う歌謡テープや誕生日プレゼントとして次郎長の三度笠とカッパを贈ったが、その後3ヶ月でやりとりは途絶えてしまった。
一郎(いちろう)
- ヒロシの兄であり、まる子にとっては伯父さんである。
- 新茶の季節になると、お茶好きなまる子を思って、大量のお茶っ葉を届けにきてくれる。
佐々木 晴彦(ささき はるひこ)(声優:高戸靖広)
- 佐々木のじいさんの孫。中学3年生。卓球部所属。かつて高校に補欠合格する話が描かれたが、作中で登場人物は年をとらない設定なので、現在も中学3年生のままである。1960年3月1日生まれ、O型 魚座。
- ナレーション(声優:キートン山田)
- 語尾に「~である。」と付けて登場人物にツッコむ。
- 時度本編内でキャラクターとして登場することがある(『まる子 海水浴に行く』の巻でさくら家の前に海パン姿で登場、FNS25時間テレビで15周年記念として、2001年最後の放送で登場した、2006年の26時間テレビでクイズ大会の観客になっていた、など)。野口は、この人物をキートン山田とよんでいた。
- 「後半へつづく」は、アドリブで自分で考え、採用された。
- 実写ドラマでもナレーションを担当した。
- 両津 勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所より特別出演 声優:ラサール石井)
- 同じ集英社の雑誌に連載されていた漫画の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両さん(両津勘吉)がさくら家に出会ったりした。
カテゴリ: 未完の作品 | 漫画の登場人物の一覧 | アニメの登場人物の一覧