ノート:なにわ筋線
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アルナ工機がなにわ筋線直通用に可変軌間電車を開発中とは初耳です。それに、2004年あたりからの動きを見ると、十三~梅田(北梅田)間の連絡線は、なにわ筋線ではなく四つ橋線を十三まで延伸して接続(あるいは直通)することに構想が変わってきているかと思うのですが。近傍を通りますから、なにわ筋線が造られることになれば何がしか接続をとるでしょうけど。Rusk 2006年9月29日 (金) 08:26 (UTC)
たしかにその構想もあります。近畿地方交通審議会答申第8号でも阪急電鉄・大阪市の提案により、西梅田~北梅田(仮称)~十三間2.9kmが「中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として盛り込まれています。ですが、大阪府と関空側は、関西国際空港のアクセス改善を図り利用者を増加させようというのが狙いです。とくに阪急平野と言われる宝塚本線と今津線に囲まれた地域と神戸方面からの関空への鉄道アクセスは非常に悪いです。(神戸方面は阪神西大阪線延伸により若干改善されるし、なにわ筋線ができて汐見橋駅にラピートがくればいいが。)
また、四つ橋線と阪神本線が同深度なので大変な難工事が予想されています。また、四つ橋線はサードレール方式なので仮に四つ橋線を十三まで延伸しても直通はできません(四つ橋線が空中電車線方式になれば可能だが直通運転に関しては交通審議会でも触れていない)し阪急の十三~新大阪間の特許の意味も薄れてしまいます(この特許はかねてから新幹線利用客が欲しかった阪急と東海道山陽新幹線沿線からの関空利用客の欲しい南海との意見が合致したのでなにわ筋線と阪急線の直通運転構想が持ち上がった)。それに、阪急側も特段の施設がない四つ橋線と接続するよりも大阪府南部に関空をはじめとした長大な路線を有する南海と直通したほうが得策でしょう。第一に阪急沿線から四つ橋線沿線のアクセスはそれほど悪くはない。もともと四つ橋線は北側延伸を意識した構造にはなっていない。今後、超高層ビルが建設される大阪北ヤードの地下構造物との干渉。
阪急の構想としては淀川に新たに阪急なにわ筋線用に橋梁を現行6線の西側に平行して架橋。そして、淀川橋梁は8線となり淀川を渡ったらすぐ右にカーブ北梅田駅に達する。(以下の著作物より出典) もし四つ橋線十三延伸となにわ筋線全通が実現すれば北梅田付近がX線状(大国町駅のような)になり 大阪環状線西側区間の容量不足よりはるか、オーシャンアローなどの在来特急もなにわ筋線を通ることが予想されていますので非常に混雑します。
重要なのは、阪急HDの角社長が西梅田~大阪北ヤード~十三~新大阪を一本のレールで繋ぐことを示唆しました。 いづれにせよ事業がJR西日本、南海電鉄、阪急電鉄、大阪市交通局、関西国際空港、豊中市や宝塚市などの周辺自治体も関係してきますので北梅田付近の四つ橋線延伸や阪急なにわ筋線は現状では不透明です。
最後になりましたが軌間可変電車の開発情報は川島令三 『新線鉄道計画徹底ガイド 未来鉄道2020年 西日本編』からの出典です。Nkns 2006年9月30日 (土) 13:19 (UTC)
(追記)大阪市交通局の知人に聞いてみたところ、交通局としては四つ橋線を十三まで延伸するようです。最新の文献を見ても、なにわ筋線の十三支線については触れていませんので新大阪までの本線のみが最有力でしょう。四つ橋線とは北梅田付近でのX字交差とみられています。Nkns 2006年11月3日 (金) 03:51 (UTC)
(追記)四つ橋線の十三延伸について阪急、大阪市、国交省などが大筋合意しました。[1](四つ橋線も参照のこと) これにより、なにわ筋線十三支線は事実上計画中止となります。 また、「十三駅付近の線路用地は松下に売却されています」と本文にコメントアウトされていますが、この基本合意案と相反します。61.126.151.170にこの件に関しての回答を求めます。--Nkns 2006年12月19日 (火) 05:46 (UTC)