まるマシリーズの登場人物
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まるマシリーズの登場人物は、喬林知(たかばやし とも)著の「今日からマのつく自由業!」に始まる「まるマシリーズ」に登場する人物の一覧である。
主要人物については今日からマ王!#主な登場人物の項に詳しく述べられているので、ここではその他の登場人物について述べる。★のついている人物は以降の巻にも登場する。◎のついている人物はアニメ版には登場しない。
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[編集] 第1巻『今日からマのつく自由業!』に登場する人物
- ブランドン
- 国境近くの難民の村に住む少年。コンラッドに『投げるの・打つの(野球のこと)』を教わっている。敵兵に襲われたユーリを救い負傷する。
- 湖畔族の少女(声:川澄綾子)
- ユーリに「我らの持てる最後のひとしずくまで、陛下のお役に立てれば幸せです」と飲み水を差し出す。ユーリが水の魔術を使えるようになったのはこの水のためか(コンラッドの推測)。アニメ版では、前言賜巫女オンディーヌの変化した姿とされた。
[編集] 第2巻『今度はマのつく最終兵器!』に登場する人物
- ★ヒスクライフ(声:大川透)
- 中立国ヒルドヤードの郊外の町ミッシナイに住む商人。もとはカヴァルケード王の長男であったが、ヒルドヤードの商家エヌロイ家の一人娘と情熱的な恋に落ち王室を出奔。ヒルドヤードの歓楽街で温泉パラダイスを経営している。特徴的な頭部からユーリに「ピッカリくん」と呼ばれている。アニメ版では優れた外交力で、眞魔国とカヴァルケードをはじめ人間の国々との仲をとりもち、『眞魔国派同盟』成立の大きな力となった。
- ★ベアトリス(声:下屋則子)
- ヒスクライフの娘。カヴァルケード王の次男(ヒスクライフの弟)が病没し、跡取りが居なかったため、王位継承権を持つこととなった。
[編集] 第3巻『今夜はマのつく大脱走!』に登場する人物
- ★ニコラ(声:増田ゆき)
- 人間の国スヴェレラでユーリと間違えられた少女。ヒューブと恋に落ち一子(アニメ版ではエル)をもうける。
[編集] 第4巻『明日はマのつく風が吹く!』に登場する人物
- ルイ・ビロン(声:島田敏)
- ヒルドヤードの歓楽街で風俗店を経営する人物。未成年の少女を多数店で働かせたり、偽札作りをしたりと悪事を重ねていた。膝の上に赤いイセエビを載せている。趣味は珍獣の収集(地獄極楽ゴアラ等)。
[編集] 第5巻『きっとマのつく陽が昇る!』に登場する人物
- ★フリン・ギルビット(声:鷹森淑乃)
- 小シマロン領カロリア自治区領主の妻。夫が事故死し子が居なかったため、仮面をかぶって夫に成りすましカロリアを治めていた。シマロンの兵として若者たちが召し上げられていくことに耐え切れず、館に秘蔵されていた『ウィンコットの毒』を大シマロンに渡し、『毒の使い手』としてユーリを大シマロンに連れて行こうとするが…。
- ★ナイジェル・ワイズ・マキシーン(声:麦人)
- 小シマロンの軍人。小シマロン王サラレギーの忠実な犬。特徴的な髪型からユーリに『刈りポニ(刈り上げポニーテール)』と呼ばれる。アーダルベルト曰く「決して死なない」。
- ◎アフロ
- フリンの父。国を持たない傭兵養成機関『平原組』の長。カロリアの実権を得ようと娘フリンを嫁がせた。髪型からユーリに『アフロ』と呼ばれている(本名かは不明)。語尾に「~であろー」がつくのが特徴。
[編集] 第6巻『いつかマのつく夕暮れに!』に登場する人物
- ★◎山脈隊長
- 囚人輸送船に乗せられていた傭兵部隊の長。『平原組』出身(部下も)でフリンを『お嬢さん』と慕っている。いつも膝の上に『テリーヌ』と名づけた頭蓋骨を載せ語りかけている。
- ★◎テリーヌ
- 山脈隊長の最愛の頭蓋骨。実は骨飛族の一部であり、ユーリの安否を眞魔国に伝えた。
[編集] 第7巻『天にマのつく雪が舞う!』に登場する人物
- ◎ジェイソンとフレディ
- 神族(しんぞく)の双子。強い法力を持ち、マキシーンに買われ連れ回されていた。
ここからあとはアニメ化されていない。
[編集] 第9巻『めざせマのつく海の果て!』に登場する人物
- ★サラレギー(声:石田彰)
- 小シマロン王。17歳。小シマロンによる世界統一を狙い、4つの禁忌の箱を集めようとしている。実は聖砂国前女帝アラゾンが小シマロン王との間に成した子で、法力を持たない(と思われた)ため聖砂国を追われた。暗闇の中でも物が見える力がある(その代わり明るいところは苦手で、サングラスをかけている)。名前のみならばアニメ版にも登場している。ゲーム版には登場。担当声優は原作者の希望で石田彰が担当している。
[編集] 第11巻『やがてマのつく歌になる!』に登場する人物
- ★イェルシー
- 聖砂国皇帝。サラレギーの双子の弟。強大な法力を持つ。
- ★ベネラ
- 聖砂国の奴隷たちのリーダー。実は箱の力で地球から飛ばされてきたヘイゼル・グレイブス。
[編集] アニメのみに登場する人物
- ★レイブン
- シュトッフェルの甥で側近。ユーリに取り入ろうとするシュトッフェルのためにさまざまな策を練る。シュトッフェル・ツェリ兄妹とは幼馴染でもあり、ひそかにツェリを慕っている。
- ★アルフォード(声:伊藤健太郎)
- 聖剣を持つ勇者。勇者の家系で父ギルバートは若い頃にコンラッドと戦って負けている。ひょんなことから有利たちと親友になり、有利、コンラッドと戦いたいと思っている。
- アントワーヌ・ジャン・レピエール(声:浪川大輔)
- フランシア王国(アニメ版のみに登場)の王様。有利以上に情けない王様で眞魔国と大シマロンの間で揺れ動くが最終的には大シマロンの圧力を自らの意思で跳ね返すほどの強い心も持っている。
- ライラ(声:長沢美樹)
- アントワーヌの側近の女性剣士。彼の代わりに国政を一手に引き受けていた。
- セラフィーヌ
- オンディーヌの姉。言賜巫女になれずに妹と袂を分かつ。鍵となる人物を抹殺しようとしていた。
- エアハルト・ウィンコット(声:真殿光昭)
- フォンウィンコット家の創設者。眞王に仕え、ウィンコットの毒を発明した。眞魔国建国の書物も記している。彼の血を引く者の血液が鏡の水底の鍵である。
- クリステル・ウィンコット(声:加瀬康之)
- エアハルトの弟で、鏡の水底と共に地球にやってきて地球の魔族の先祖となる。
- ルーファス・ビーレフェルト(声:斎賀みつき)
- 眞王の従兄弟でフォンビーレフェルト家の創設者。炎の魔術が得意。彼の血を引く者の心臓が凍土の劫火の鍵である。
- ローレンツ・ウェラー(声:森川智之)
- ベラール家の反乱までシマロンを治めていたウェラー家の創設者。眞王のよき協力者。魔術は使えないが剣が得意。彼の血を引く者の左腕が風の終わりの鍵である。
- ジークベルト・ヴォルテール(声:大塚明夫)
- フォンヴォルテール家の創設者。眞王に仕え、彼からの信頼も厚い。地の魔術が得意。彼の血を引く者の左眼が地の果ての鍵である。
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