エレン・リプリー
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エレン・リプリー(2092年1月7日 - )は映画「エイリアン」シリーズに登場する架空の人物。地球生まれの女性。シガニー・ウィーバーによって演じられた。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
19歳のとき、彼女は娘のアマンダ・リプリー・マクラレン(2111年6月24日)を産んだ。
2122年、リプリーはウェイランド・ユタニ社に雇われ、宇宙船ノストロモ号の船員となった。航海の途中にLV-426という惑星から電波をキャッチし、その調査を行う。惑星では仲間の船員がエイリアンに寄生されたが、ノストロモ号はそれに気づかず惑星を去った。その後寄生していた1匹のエイリアンによって、船員はリプリーを除いて皆殺しにされた。この際、ウェイランド・ユタニ社によって製造されたアンドロイドが船員の中にひそかに混じっており、これが被害の拡大を助長させていた。エイリアンをなんとか宇宙空間に捨ててたった一人生き残ったリプリーは「ハイパースリープ」(冷凍睡眠のようなもの)に入り、眠りについた。(『エイリアン』)
その後、リプリーの乗った宇宙船は2179年まで宇宙をさ迷い、彼女は57年の間眠り続けた。リプリーが目を覚ます2年前の2177年11月23日、彼女の娘のアマンダは67歳で老衰で死んでしまった。
2179年、リプリーはエイリアンに寄生されたため、自ら溶鉱炉に飛び込み、自殺した。(『エイリアン3』)
しかし、残された細胞によってクローン再生され、生き返り、再びエイリアンとの死闘を繰り広げた末、地球に帰還した。