カール・フォン・フリッシュ
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カール・フォン・フリッシュ(Karl von Frisch, 1886年11月20日 - 1982年6月12日)は、オーストリアの動物行動学者。1973年、ニコ・ティンバーゲン、コンラート・ローレンツと共にノーベル医学生理学賞を受賞。動物行動学が学として確立するのに大きな功績を残した。
ミュンヘン大学の動物学の教授として、彼はミツバチの研究をし、彼らのコミュニケーション手段としての8の字ダンス、また紫外線に鋭敏な感覚を持ち合わせていることを発見したことで知られる。
[編集] 著書
- 『動物のことばの秘密』芸林書房 1976年
- 『ミツバチを追ってーある生物学者の回想』法政大学出版局 1969年
- 『十二の小さな仲間たちー身近な昆虫の生活誌』思索社 1988年
- 『ミツバチの不思議』法政大学出版局 1992年、2005年
- 『ミツバチの生活から』ちくま学芸文庫 1997年