ジポネット
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ジポネットとは、かつて存在した、漫画やアニメ・ゲームなどの二次元創作物に規制をかける、児童ポルノ禁止法改正案に代表される法律や条例制定を阻止する目的で開設されたサイトである。管理人はハンドルネーム:一休禅師(以下「一休」)氏。一休氏により2002年3月1日に開設され、一時は二次元創作物規制反対運動の主力を担っていたが、次第に活動および規模を縮小し、2006年4月に存在が確認されたのを最後にサイト自体の消滅に至った。
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[編集] サイト開設の背景
1999年に成立および発効された児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(以下「児ポ法」)では、規制対象である児童ポルノの定義に「絵」を含んではいなかったが、これは1998年に提出された同法案が児童ポルノ に対する定義が非常に曖昧で、絵などの創作物まで禁止の対象となり、漫画やアニメ・ゲームまで規制されかねないという危険性があったため、問題がありすぎるとの理由から絵などの創作物が定義から外される、という経緯によるものであった。
しかしながら、一部の国会議員や児童人権擁護団体は法成立後も児童ポルノの定義にそれらを含めるよう頻繁に主張しており、また法律条文中にある法律の見直しを「3年後」の2002年に迎える予定になっていたため、直前である2001年後半ごろからそのことがインターネットの掲示板などで話題になり始めた。特に2ちゃんねるではその危機を訴えるスレッドが多くの板で乱立し、様々な議論が交わされていた。 日に日に現役美少女コミック作家が議論に参加するなど議論は活況を呈するようになり、彼らは独自に連絡網AMI(AMI (非政府組織))を結成し、2001年12月に横浜会議でワークショップ開催や児ポ法改正問題特集の同人誌発行を実現させるなどしたが、まだまだ一般層への浸透度は薄く、法律改正予定の年の2002年を迎えた。
その結果、単なる議論だけでなく児ポ法改正問題をより広範囲に広め、効果的な反対運動をも視野に入れる2ちゃんねる以外での活動拠点サイトを作る必要性に迫られたものの、声を挙げるものはなかなかいなかった。その頃一休氏が他のサイトでその話を聞きつけ、それならば自分が作ろうという発言をきっかけに、2ちゃんねる内での協力もあり、3月にサイト開設が実現することになった。
[編集] 特色
<執筆中>
[編集] 独自BBS時代
<執筆中>
[編集] FLASH事件
<事実確認中>
[編集] JBBS時代
<執筆中>
[編集] 掲示板消滅以後
<執筆中>
[編集] 今後に残された課題
<執筆中>
[編集] 外部リンク
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