ゼロ・ジ・アール
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ゼロ・ジ・アール (ZERO THE R) は、漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場する架空の兵器。ジオン公国軍の試作型モビルアーマーである。(型式番号:不明)
[編集] 機体解説
一年戦争時、ジオン公国中将 ドズル・ザビによりシャア・アズナブル(当時少佐)の専用機として試作機開発が進められていたが、ガルマ・ザビ戦死時のシャアの失策にドズル中将が激怒した事により開発が頓挫。大戦終了後にアクシズにて開発が再開され、アクシズに逃げ延びたシャアへ、当初の予定通り専用機として渡される。
本来は拠点防衛用として開発された大型のモビルアーマーであり、多数のビーム砲を搭載しその圧倒的火力で敵を征圧、防御に関してはIフィールドを装備しビーム攻撃を無力化させるという移動要塞的な運用を考えられていた。
本来は、操縦はプログラムによる自動操縦で行われ(防御はIフィールドで行われるので、相手の攻撃による機体の損傷をあえて考慮していない)、搭乗者は攻撃の為の武器の操作がメインに行う。しかし、シャアは全て操作を自身の手で行い、模擬戦では一箇所を被弾したものの他の攻撃は全て回避し、7機のモビルスーツを相手に全機撃墜している(これは、抜群の操縦技術を持つシャアだからこそ出来る事だとも言える)。
シャア自身は、モビルアーマーは大きすぎて機動性に欠けるとしてあまり乗り気ではなかった。強力な機体である事は確かで、この機体のコンセプトは後にノイエ・ジールやα・アジールに引き継がれている
なお名称の「ゼロ・ジ・アール」は、数字の「0」と「remake」の頭文字であるRから来ており、「0からの再構築」を意味している。 アクシズからのジオン公国再出発の象徴たる名とも取れるが、機体自体は一年戦争中から開発されており、実際には「MS戦、MA戦を根本から変える力がある」事を固持したかった事から付けられた。
[編集] 劇中での活躍
上記の様に、模擬戦にて7機のMSを一度に撃墜する活躍を見せるが、アクシズに攻め込んだ地球連邦軍のジムがアムロ・レイの戦闘データを持っていた為、最初の攻撃では全てかわされてしまうが、その事に気が付いた後は、全て撃墜している。だが、Iフィールドの出力が計算値以上に高かった為、機体異常を発生させ、サラミス級宇宙巡洋艦の攻撃からハマーン・カーンを救出する為に自ら盾となり大破する。
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