テトゥアン
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テトゥアン旧市街 |
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(英名) | Medina of Tétouan (formerly known as Titawin) |
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(仏名) | Médina de Tétouan (ancienne Titawin) |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(2),(4),(5) |
登録年 | 1997年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
テトゥアン(Tetouan)は、モロッコ北部にある町。ジブラルタル海峡から50キロも無い場所に位置する。町の周辺には主要道路が通っている。1997年に「テトゥアン旧市街」がUNESCOの世界遺産として登録された。
[編集] 概要
昔は「ティタウィン」と呼ばれていた。現在では、「ティトゥアン」などとも表記されている。日本人がこれを聞き、カタカナで書き下すと、発音の関係でテトゥアンから離れる事がしばしばある。白い壁の家が多く、市街地などでは家々が密集している地域が多い。
[編集] 世界遺産登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (2) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する、建築様式、建築物群、技術の集積、または景観の優れた例。
- (5) 特に、不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている、ある文化(または、複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の際立った例。