デュランス川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

デュランス川
延長	320 km
水源の標高	? m
平均流量	100-300 m³/s
流域面積	14,255 km²
水源	フランス
河口	ローヌ川
流域	フランス

デュランス川(Durance)はフランスの南東部を流れる川である。イタリア国境に近いシュナイエ山(Chenaillet)(標高2634m)に発し、ヴォクリューズ県アヴィニョンの数キロメートル南でローヌ川に合流する。

目次 1 地理 1.1 流域の主要都市 1.2 合流する川 2 歴史 3 関連項目

[編集] 地理

[編集] 流域の主要都市

• オート＝アルプ県- ブリアンソン(Briançon)、アンブラン(Embrun)
• アルプ＝ド＝オート＝プロヴァンス県- シストロン(Sisteron)
• ヴォクリューズ県- カヴァイヨン(Cavaillon)

[編集] 合流する川

• le Buëch
• ヴェルドン川(le Verdon)
• クーロン川(le Coulon)

[編集] 歴史

• 古代にはデュランス川は流れの荒さと川幅の広さとで渡るのが難しい川とみなされていた。現在では、それらの難点は、セル＝ポンソンダム(la retenue de Serre-Ponçon)と運河への水の引き込みとで、大幅に緩和されている。
• 12世紀から19世紀には木材の運搬に使用された。

[編集] 関連項目

• クラポンヌ運河
• デュランス＝マルセイユ運河