トヨタ・ナディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トヨタ・ナディア | |
---|---|
製造期間 | 1998年 – 2003年 |
ボディタイプ | 5ドア トールワゴン |
エンジン | 3S-FE型 直4 2.0L 135PS 1AZ-FSE型 直4 2.0L 152PS |
全長 | 4435mm - 4450mm |
全幅 | 1695mm - 1735mm |
全高 | 1650mm - 1725mm |
車両重量 | 1420kg - 1470kg |
車台が共通の車種 | トヨタ・イプサム トヨタ・ガイア |
同クラスの車種 | 日産・ティーノ 三菱・RVR |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
ナディア(NADIA)は、トヨタ自動車が販売していたミニバン風トールワゴンである。カローラ店で販売していた。
目次 |
[編集] 概要
イプサムをベースとして開発されたミニバン風トールワゴンであるが、5人乗りであったために後席の足元スペースはイプサムなどに比べ広かった。外装は丸みを帯びたボディで、内装は同じくイプサムをベースとするガイアと異なり、センターメーターを用いた専用インパネを採用した。1999年にはSUVテイストが加わったtypeSUが追加され、映画『ゴジラ2000 ミレニアム』にも登場した。エンジンは全車に標準の2000ccのエンジン(3S-FE)と標準車(5ナンバー車)の2WDに2000ccのD-4エンジン(3S-FSE)が搭載されていた。タイヤサイズはイプサムの14インチではなく195/60/R15タイヤを装着していた。これによりイプサムより多少スポーティーな乗り心地になった。
[編集] 歴史
- 1998年 - 発売。
- 1999年 - typeSU追加。
- 2001年 - マイナーチェンジを行う。2WD車に新世代D-4エンジン1AZ-FSEエンジンを搭載。外装ではヘッドランプとテールランプの意匠を変更し一部グレードにはディスチャージヘッドランプ(トヨタ初Hi/Lo共通)を装備し、標準車はフロントグリル、フロントバンパーの意匠変更も行われた。内装は、ステアリングの意匠変更、メーターのアナログ化およびオプティトロン化(ちなみに前期型はデジタルメーター)、全車オートエアコン化とともにエアコンパネルの意匠変更も行われた。またLグレードには運転席にパワーシートが採用され、Sグレードにはベンチシートが採用された。
- 2002年 - 一部改良が行われ、全車D-4エンジンを採用。
- 2003年 - モデル廃止。(2001年にイプサムがモデルチェンジした後も製造が継続されていた。)
[編集] CM
[編集] CMキャラクター
[編集] キャッチコピー
- 「ナディアというアイディア。」(前期型)
- 「いろんな自分に 変身ナディア」(前期型)
- 「華麗に! 変身ナディア」(後期型)
[編集] 車名の由来
ロシア語の「希望」を意味するナディージタから。また、女性の名前としても知られている。