ドップ

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ドップは、アニメ『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場する架空の兵器。ジオン公国軍の大気圏内用戦闘機である（形式番号：DFA-03）。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 機体解説

当初地上侵攻作戦を予定していなかったジオン公国軍が急造した戦闘機。ミノフスキー粒子下での有視界戦闘を考慮して操縦席が異様に突出しているのが特長である。その後地上作戦が膠着化していくにつれ、国力の乏しいジオンの主力戦闘機として活躍していくようになる。

スペースコロニー国家であるジオンの技術者たちは大気圏内航空機に関するノウハウも、試験飛行を行う場所もなく、コンピューターシミュレーションによって本機を開発したとされる。確認されている最高速度はマッハ5。空力特性がきわめて悪い機体を大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアで強引に飛翔させているため、運動性は高いものの航続距離は短く、運用には母艦となるガウのサポートが欠かせない。ミノフスキー粒子下の有視界戦闘を前提に設計されており、操縦席が機体より高い位置にあり視野が広く取られている。なお、本機ほど極端ではないが、安定性の悪い機体をコンピュータ制御で強引に飛ばすことで運動性を向上させる技術は実在し、そのような設計の航空機を「運動能力向上機(CCV)」という。

[編集] 本編での活躍

ホワイトベースが地上に降りてから頻繁に登場している。しばしば編隊を組んで、ホワイトベースを攻撃した。

なお塗装が茶系統のガルマ・ザビ専用機があり、ガンダムに主翼の片方を切り落とされても飛び続けていた。これは、ドップが翼の揚力にほとんど頼っていないからこそ可能なことである。

実在の航空機で、これと似た状況に陥りながら生還した例は九六式艦戦とF-15にそれぞれ1件ある（F-15のイスラエルの項を参照）。

[編集] 関連項目

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