ナクソス島のアリアドネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ナクソス島のアリアドネ(Ariadne auf Naxos)は、リヒャルト・シュトラウス作曲、フーゴー・フォン・ホフマンスタール台本によるオペラ。1911年に全1幕ものとしてシュトゥットガルトで作曲者指揮により初演されたが、不評のため、改訂後プロローグ付の1幕構成として1916年ウィーン初演。現在はこの改訂版が通常演奏される。
『サロメ』、『エレクトラ』など、リヒャルト・シュトラウスが手がけたオペラ作品は、そのほとんどが大管弦楽を駆使した強烈な響きをもつが、そうした中で、本作は36人編成という小オーケストラによる異色の存在である。
表題のストーリーは、モリエールの『町人貴族』の劇中劇という設定である。この趣向により、3人の女声の役柄を替えての聴き比べが魅力のひとつとなっている。
プロローグでは、悲劇と喜劇を合わせて上演せよという難題を出され、悩む音楽教師やオペラ作曲家、プリマドンナ、踊り子たちのドダバタぶりが描かれる。
つづく本編では、プリマドンナが演じるギリシア神話に基づくアリアドネの悲劇と、踊り子が演じるツェルビネッタらによる舞踏劇が同時進行する。