ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコラ・ルイ・ド・ラカーユ(Abbé Nicolas-Louis de Lacaille, 1713年3月15日 - 1762年3月21日)は、フランスの天文学者。
42の星雲を含む約10,000の恒星を記したの南天恒星図を作成した。この図の名は Coelum Australe Stelliferum といい、没後、1763年発刊された。この表には、のちに標準的に使われるようになった南天の14の新しい星座を含んでいる。
ラカーユの設定した星座は次のとおり。 けんびきょう座、がか座、コンパス座、じょうぎ座、ちょうこくぐ座、ちょうこくしつ座、テーブルさん座、とけい座、はえ座、はちぶんぎ座、ぼうえんきょう座、ポンプ座、レチクル座、ろ座。
これらの星座のほとんどは、日本からはあまりよく見えないか全く見えない。
[編集] 関連項目
- ラカーユ (小惑星)(ニコラ・ルイ・ド・ラカーユに因んで命名された)