パナソニック フォト・ライティング
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 569-1193 大阪府高槻市幸町1番1号 |
電話番号 | 072-682-7010 |
設立 | 1947年(昭和22年)12月20日 |
業種 | 電気機器 |
代表者 | 取締役社長 大谷 泰清 |
資本金 | 9000万円 |
売上高 | 30億円 |
従業員数 | 525名 |
主要株主 | 松下電器産業 |
主要子会社 | パナソニックフォト・ライティング久美浜株式会社 |
外部リンク | http://panasonic.co.jp/lamp/ppl/ |
パナソニック フォト・ライティング株式会社は、大阪府高槻市に本社を置く、電気機器、精密機械のメーカー。松下グループの一員でもある。
目次 |
[編集] 概要
フラッシュバルブ(閃光電球)、ストロボのメーカーとして著名だったウエスト電気が改称したもの。フラッシュバルブ時代は大胆な広告を展開していたが、ほどなくOEM専業となり、親会社である松下電器によるナショナルブランドでの販売と、ニコンを始めとした大手カメラメーカーへのOEM供給が事業となった。
その後、ストロボ内蔵コンパクトカメラの設計、製造に進出。ミノルタやライカなどに供給した。
近年は、パナソニックのデジタルカメラ(LUMIX DMC-LS1やDMC-LC70など)を設計、製造する一方、液晶パネルのバックパネルに使われる冷陰極蛍光灯やそれを使ったバックパネルや、LEDを使用したバックパネルも製造する。
パナソニックブランドによる単体ストロボの販売も継続している。
[編集] 沿革
- 1947年12月 ウエスト真空株式会社として設立。白熱電球を製造。
- 1948年7月 閃光電球を製造。
- 1951年7月 ウエスト電気株式会社と改称。
- 1956年5月 松下電器産業株式会社と提携。
- 1960年9月 ストロボを製造。
- 1964年2月 蛍光灯を製造。
- 1968年4月 キセノン放電管の製造。
- 1969年6月 自動車用電球の製造。
- 1972年12月 京都府福知山市長田野町に長田野工場を設立。
- 1983年5月 35ミリコンパクトカメラの製造を開始。
- 1986年3月 京都府京丹後市久美浜町に久美浜ウエスト電気株式会社(現在のパナソニック フォト・ライティング 久美浜 株式会社)を設立。
- 1988年5月 カメラとストロボの製造を中国にて委託。
- 1992年7月 スタジオ用ハロゲンランプを製造。
- 1986年4月 バックライト用冷陰極蛍光灯を製造
- 2000年8月 デジタルスチルカメラを開発。
- 2001年1月 長田野工場に冷陰極蛍光灯専用工場を増設。
- 2003年9月 長田野工場に冷陰極蛍光灯専用工場を増設。
- 2006年4月 パナソニック フォト・ライティング株式会社と改称。
[編集] 製品
- 冷陰極蛍光灯(液晶パネルのバックライト用)
- 冷陰極蛍光灯を使ったバックパネル
- LEDを使ったバックパネル
- 冷陰極蛍光灯用インバータ
- デジタルカメラ
- デジタルカメラ内蔵用ストロボ
- パナソニックブランドの単体ストロボ
- 自動車のダッシュボードやアミューズメント機器用の小型白熱電球
- ハロゲン電球
- キセノン放電管
[編集] 参考文献
- 荒川龍彦 - "[復刻]明るい暗箱" 朝日ソノラマ 2000 ISBN 4-257-12027-4
- 「アサヒカメラ ニューフェース診断室 ライカの20世紀」 朝日新聞社 2000 ISBN 4-02-272132-4
[編集] 外部リンク
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