モンキッキー
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モンキッキー(本名:大森 晃(おおもり あきら)、1968年9月19日 - )は、浅井企画所属のお笑いタレントである。大阪府摂津市出身。血液型はAB型。関西創価高等学校、創価大学卒業。身長は公称では173cmだが、見た目は若干小柄で、168cm前後という見方が強い。創価学会会員。妻はタレントの山川恵里佳。
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[編集] 人物紹介
かつて「おさる」の芸名で大学の同級生のコアラ(のちにハッピハッピー。に改名)と「アニマル梯団」というコンビを組み、『タモリのボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)などで人気となる。しかし相方のコアラが女優の三原じゅん子と結婚し、三原の所属事務所に移籍したため2000年にコンビを解散。以来それぞれピンで活動している。最近ではレポーター業が多いが、ゲテモノを食べたり格闘技選手と絡んだりと、リアクション芸人さながらの仕事も多い。
2001年ごろ、一時期、母親とともに「おさる&おかん」として活動したこともある。
持ちギャグは「すんまそん」「うれCY!(かなCY)」(アゴの下に両手でCYを作りながら言う)など。よく薬師寺保栄と間違われるという。薬師寺とはボクシング対決、ドッキリの仕掛け合いなど共演歴が多い。
2004年7月4日放送の『史上最大の占いバトル ウンナンVS細木数子!』(TBS)にて、芸名を「モンキッキ」に改名せよと占い師・細木数子に言われたことを真剣に受け止め、事務所の了解も得て、日本テレビ系『メレンゲの気持ち』内で改名を宣言。その後細木と相談の上、同年8月11日、記者会見で正式に「おさる」から「モンキッキー」への改名を発表した(長音「ー」を追加したのは細木への抵抗から)。だが、当の本人は元の名前(おさる)に戻したいと『めちゃ²イケてるッ!』に出演した際に語った。とはいえ数々の姓名判断師からは絶賛されている。この名前に関してはよくない噂がたびたび聞かれ、仕事を多数獲得するため裏で細木の事務所が動いているとの情報がある。改名したことによりおさるの人気が落ちてしまえば細木の人気にもかかわるためであるらしい。
運動神経抜群の筋肉タレントとしても有名で、『スポーツマンNo.1決定戦』や『SASUKE』(TBS)で好成績を残したり、過去に筋肉番付の企画でタイのムエタイ選手と試合をし、勝利したこともある。一方、幼少期に習得したヴァイオリンの腕前をしばしば番組で披露することも。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の「ハイテンション・ベストテン」に出演した際はハイテンション芸とは別にヴァイオリンで「パッヘルベルのカノン」を普通に演奏し、ダウンタウン浜田に「そっちの方が面白いやんけ」と言われた。
2007年1月31日、日刊スポーツにタレントの山川恵里佳との結婚が報じられた。同年2月2日に揃って記者会見し、同日付けで婚姻届を提出したことを発表した。
中京テレビ制作の番組「PS」は長年のレギュラーで、「大事にしてるから裸になりません!」と宣言。東海三県(愛知県、岐阜県、三重県)では同番組のおかげか幅広い世代に人気がある。
[編集] 逸話
- 子供の頃交通事故で左腕に大怪我を負い、切断するか不随のまま残すかという決断を迫られたという。しかし、名医に依頼し懸命な治療が行われた結果、現在では無事に完治している。
- 髪をピンクに染めていた時期があり、母親に反対されても続けていたが、ある日ラジオ番組のゲストで共演した金田正一に「なんでピンク色なんだ?」と聞かれ、「芸人ですから、この方が目立つでしょう」と返答。「両親はどう言ってるんだ?」と聞かれ、「やめて欲しいと言っています」と言うと、「ならやめろ!」と叱られた。なおも「芸能界は目立ってこそですから」と意見したが、それが火に油を注ぐ結果となり、「両親に反対されるようなことをして続けるような芸能界ならやめてしまえ!」と一喝されてしまい、すぐに染め直したという。
- 長年出演している中京テレビ制作の番組「PS」で自身の著作である「サバイバル芸人 裸族だんらん」について、表紙が中京テレビに縁の深い車だん吉で、帯の推薦が同番組共演の高田純次だったため、加藤晴彦より「中京っ子じゃん!!」と突っ込まれていた。
[編集] SASUKEでの戦歴
第1回から出場。元から定評のあった運動神経を存分に活かし、3大会連続ファイナリストという記録を残す。(この記録は完全制覇者長野誠と並び、歴代1位タイ。ファイナル進出回数は歴代2位である。1位は長野の4回。)しかし、第4回ではまさかの1stリタイアとなってしまう。第5回では、リニューアルした1stに新設されたジャンプハングで脱落。第6回では微妙にゼッケン番号を落とされ、またしても1stリタイア。ローリング丸太がなかなか回らず、反動をつけた瞬間、勢いよく丸太が回転。そのまま振り下ろされてしまった。そして迎えた第7回。3大会連続1stリタイアしたおさるを待っていたのは、屈辱の展開だった。与えられたゼッケンはなんと34番。完全制覇に最も近かった男は、一般人と同ランクの評価を与えられてしまったのである。結果はジャンプハングでリタイア。それ以降は出場していない。回を追うごとに難易度の増していく、SASUKEの進化についていけなかったという印象である。
[編集] SASUKEで出場した大会の結果
()の中はその時のゼッケン ★は今大会最優秀成績、もしくはファイナリスト
- 第1回大会 (97) Final、15m綱登り ★
- 第2回大会 (99) Final、15m綱登り ★
- 第3回大会 (100) Final、15m綱登り ★
- 第4回大会 (99) 1st、ローリング丸太
- 第5回大会 (99) 1st、ジャンプハング
- 第6回大会 (81) 1st、ローリング丸太
- 第7回大会 (34) 1st、ジャンプハング
[編集] 出演作品
[編集] TV
[編集] 過去(単発含む)
- 天才!志村どうぶつ園(日本テレビ系) - 木19:00-19:57
- 内村プロデュース(テレビ朝日系)
- パンピーの法則(フジテレビ系)2006年12月10日16:05
- スポーツマンNo.1決定戦
- SASUKE