ラプ・ラプ市
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ラプ・ラプ市(Lapu-Lapu City)は、フィリピン中部の中部ヴィサヤ地方(Central Visayas, Region VII)に属するセブ州にある都市で、メトロ・セブと呼ばれる都市群の1つ。州都セブ市の東に浮かぶマクタン島の殆どを占め、マクタン・セブ国際空港を持つ。対岸のセブ島マンダウエとはマンダウエ・マクタン橋とニュー・マンダウエ・マクタン橋の2つの橋で結ばれている。面積は64.22km²、人口は217,019人(2000年)である。
市の名称は、この地にやって来たフェルディナンド・マゼランに抵抗をした部族長の英雄ラプ・ラプに因んで名付けられた。もとは島の名同様マクタンと呼ばれていたが、1730年に聖アウグスチノ修道会によりオポン(Opon)の町が建設された。オポンは1961年に市になったが、その際地元の英雄にちなんで改名されている。
この島の南部にある小さな地方自治体コルドバ(Cordova)と接している。