三上亮

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三上亮（みかみあきら）は樋口大輔による少年漫画作品、および、それをそれを原作としたアニメ作品『ホイッスル!』に登場する架空の人物。

[編集] 個人データ

生年月日：A.D 1984年1月22日
星座：水瓶座
血液型：AB型
年齢：14歳→15歳
身長：172cm
体重：58kg
趣味：インターネット
特技：円周率50桁まで暗記
好きなもの：すし（うに）
嫌いなもの：甘いもの
使用するスニーカーのメーカー：NIKE
使用する（していた）スポーツバッグのメーカー： le coqsportif
使用する（していた）Tシャツのメーカー：MARACANA
仲の良い人：近藤忍（武蔵森学園中）　（サポーターズブックより）
好きな言葉：「1%の才能と99%の努力」（ホイッスル!文庫版2巻より）

[編集] 人物と劇中での活躍

主人公・風祭将が桜上水中に転入する前に在籍していた武蔵森学園中の1軍レギュラーで背番号10番の司令塔。コミックス登場巻は2,3,4,6,7,8,12,13,14,15,22（コピーのコマ・及び見開き表紙のW杯特集・ロシア民族衣装）,23（赤丸ジャンプ掲載番外・及び人気投票結果発表）,24（巻末おまけマンガ）巻。

週刊少年ジャンプ掲載時、メンバー表の10番の名は「服部悟」となっていた。その後、「三上悟」→「三上亮」と変わる。なお、名前に関しては笠井が「中林栄」→「笠井栄」→「笠井竹巳」、渋沢が「渋沢克明」→「渋沢克郎」→「渋沢克朗」、中西が「中西郎」→「中西秀仁」→「中西秀二」、近藤が「近藤久」→「近藤忍」、高田が「高田曜」→「高田剛」となるなどジャンプ掲載時とコミックス、サポーターズブック、樋口大輔氏非公式応援サイト（STEALLA MIRA）で異なる例が見られるが、最終的には最後のもので落ち着いている。

主人公の友人でありチームメイトの水野竜也の武蔵森学園編入の話を偶然耳にする。立ち聞き同然の状態ではあったが、監督である桐原が「同じポジションの三上を控えにまわす」というのを聞き水野の編入を阻止しようと画策する。実子である水野のため桐原が一方的に進めていたその計画は、水野自身の強い反対により実行には至らなかったものの、三上はその後の東京都選抜選考合宿でも水野に絡んでいたことから事件以降も水野を強く意識していたと思われる。必要以上に水野を意識し過ぎた故か、名門校の10番でありながら同じ武蔵森から合宿に召集された4名（渋沢、藤代、間宮、三上）の中、1人選考漏れを喫する。

しかしその後武蔵森学園中は都大会で優勝。その立役者となったのが三上だと書かれている。そのポジション、プレーが正確でコーナーキックなどではキッカーを務めることが多いというプレースタイル、桐原監督が倒れたという知らせを受けた時に同じく3年生で主将の渋沢から「3年の俺たちがしっかりしていなくては」と言われていたこと、3年から都選抜選考合宿に召集されたのが渋沢と三上の2名のみだったことなどから、同校において中心的な選手であることがうかがえる。
武蔵森学園は中高一貫で文武両道の名門私立校。サッカーにおいても強豪で、全寮制ということもあり選手教育には力を入れているものと思われる。

登場機会は作品前半に集中し、主人公のライバル校という位置付けから敵役的なキャラクターであり、物語の中心がナショナルトレセンに移った作品後半には全く登場していないにも関わらず、週刊少年ジャンプ誌上にて3度に渡って行われた「ホイッスル！キャラクター人気投票」では7位→7位→2位（コミックス掲載時の再集計結果では5位）と健闘。彼の人間らしいキャラクターと、名門強豪校の10番を勝ち取るための努力、そのポジションにかけるプライド、選抜落ちという辛苦から這い上がっての都大会での活躍という気迫が多くの読者の心を掴んだのだろう。

ちなみに漫画文庫の3巻では彼の寝起きが最悪だと言うことが明かされている。