並木量次朗

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並木 量次朗（なみき りょうじろう、生年不詳 - 1975年11月17日）は、日本のヤクザ。三代目並木一家総長。

東京芝神明の博徒の子として生まれる。阿部重作の右腕として関東のやくざ社会で経綸を振るい、右翼・院外団との交際も深かったとされる。全国のやくざ者より「先生」と畏敬された存在。法務大臣を務めた犬養健の私設秘書でもあった。戦後、新橋に一大勢力を築いた松田組の松田義一、住吉一家の向後嘉豊といった風雲児たちも並木に兄事している。