二宮さよ子
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二宮さよ子(にのみや さよこ、1948年6月23日 - )は、昭和後期・平成期の女優・日本舞踊家。静岡県熱海市の生まれ。『二宮さよ子』は本名である。実家は、熱海市内でとんかつ屋を営んでいる。
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[編集] 来歴
1968年、静岡県立三島北高等学校を卒業。翌年、文学座付属演劇研究所に入所。初舞台は1971年の『怒濤』。1973年から座員に昇格。以降、『道化と愛』『ふるあめりかに袖はぬらさじ』などの文学座の公演に出演。
1973年、萩原健一主演の「化石の森」(監督・篠田正浩)で映画デビュー。その後、「日本の首領(ドン)」三部作(1977年 - 78年)で高橋悦史を婿に迎えるドン・佐分利信の娘役や、「吉原炎上」(87年)では名取裕子らと絡む花魁の役で出演。
1990年に文学座を退団。その後は多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演。
趣味:日本舞踊、三味線、小唄
[編集] 代表的な出演作品
[編集] テレビドラマ
[編集] 映画
- 化石の森
- 阿寒に果つ
- 錆びた炎
- やくざ戦争・日本の首領(ドン)
- 日本の首領(ドン)・野望篇
- 日本の首領(ドン)・完結篇
- お母さんのつうしんぼ
- 悪霊島
- 日本海大海戦・海ゆかば
- 陽暉楼
- 花いちもんめ。
- 吉原炎上
- 将軍家光の乱心・激突
- 民暴の帝王
- UDON
[編集] 舞台
- 桜の園
- 華々しき一族
- 横浜物語