五月みどり
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五月 みどり(さつき みどり、1939年10月21日 - )は歌手、タレント、女優。本名:面高フサ子(おもたか ふさこ)。東京都出身。愛称は「伊東家のお母さん」「かまきり夫人」。
プロゴルファーの西川哲は長男。歌手、女優の菊池桃子は長男の妻。プロボウリング選手西城正明は実弟。女優の小松みどりは実妹。孫が2人いる。
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[編集] 略歴
1962(昭和37)年、『おひまなら来てね』で歌手としてデビュー。いきなり大ヒットとなり同年NHK紅白歌合戦にも初出場、その後通算3回紅白連続出場を果たす。ほか『一週間に十日来い』『温泉芸者』などのヒット曲が有る。
1965(昭和40)年に結婚して引退するも、離婚して復帰。1970年代以降はタレント、女優としての活動に重心を移す。1975(昭和50)年には主演ポルノ映画「五月みどりのかまきり夫人の告白」が話題になった。その後、40歳を過ぎても日活ロマンポルノ作品に主演し、若々しい肉体と大胆な演技で世に衝撃を与えた。熟女ヌードのさきがけとも言える。
1976(昭和51)年に番組がスタートした『クイズダービー』の初代2枠レギュラーとして出演。勝率は4割6分8厘(平均4勝6敗~5勝5敗ペース)だった。レギュラー降板後も度々5枠のゲスト解答者として出演したが、問題が五月のレギュラー時より難しくなった事も有り、勝率は2割台に下がっている。又同番組最終回には、出場者(ギャンブラー席)として、初代3枠レギュラーの黒鉄ヒロシ、初代5枠レギュラーのガッツ石松と共に、トリオを組んで登場した。しかし、賭け方が下手だった事も有り(大橋巨泉後任の司会者で、最終回時5枠解答者席に座った徳光和夫に何故か4回も賭けたものの、徳光の成績は8戦全敗だった)、残念ながら賞金獲得額は0円となっている。
1989(平成元)年には二科展入選。個展を開催したこともある。
近年では、ミツカン「追いがつおつゆ」のCMで、菊池桃子との共演も行っている。最近は着物のデザインやティッシュボックスの製作などでも活躍している。又、最近では日本テレビ系列で放映された伊東家の食卓の母親役でもお馴染みであった。2007(平成19)年1月には、大相撲の初場所14日目に溜席で観戦しているのがテレビカメラに大きく映っていたのにも関わらず、中継では一切触れられなかった。
[編集] エピソード
- 3度結婚をするも、3度とも離婚したことはあまりにも有名。
- 最初の相手は新栄プロダクション社長(現・会長)の西川幸男。プロゴルファーの西川哲は、西川との間の子。価値観の違いや社長夫人という立場に耐え切れず、昭和46年離婚。
- 2番目の相手は日本テレビディレクター(当時)の面高昌義(故人)。面高が、五月がレギュラー出演していた「金曜10時!うわさのチャンネル!!」のディレクターだったことから恋愛に発展し、昭和51年結婚。結婚式での馬車に乗っているシーンは大高の顔にモザイクがかかった状態でよくテレビで放送される。奇妙な夫婦として有名で、お互い浮気告白をワイドショー/雑誌で幾度か行っている。昭和59年離婚。離婚会見時には揃って会見し、会見中5度もキスしたシーンは今もやはり時折テレビで流れる。なお離婚の原因は面高の金銭トラブルだったそうである。このため、五月の財産も無くなってしまい、アメリカにあった自宅も手放さざるを得なくなってしまった。
- 三番目は歌手の立花淳一。昭和60年に結婚。3度目の結婚ということも去ることながらも、相手が20歳年下ということも手伝ってテレビ/雑誌が大いに賑わった。結婚会見時に「今度こそは添い遂げます」と宣言するも、2年後離婚。前回の離婚会見とは打って変わり「本当は結婚して2週間後に(大高に)女がいるってわかったんですけど、今度は3度目だし、私も後が無いと思って、何とか我慢しようと思ったんですけど…」と大号泣。その際「1年間男断ちして本業の歌手に専念する」と発言し一筆記した。この時の映像もよくテレビで流れる。
- 現在はマネージャーと同棲しているそうである(「事実上4番目の夫」と発言)
- 自身の主演ポルノ映画主題歌に「熟女B」(中森明菜の「少女A」にインスパイア)という曲があり、後年「トリビアの泉」で取り上げられ話題に。
- 還暦ヌードの企画があり、本人も乗り気だったが、息子の嫁の実家から止められたという。
- 今でも声がかかれば脱ぐ気はあるらしく「私は70歳になっても脱いでみたい。ただしそれにはね、勇気と健康とニーズがないと」と、2005年にテレビ番組で語っている。
[編集] 出演
[編集] テレビ
[編集] ラジオ
- 大沢悠里のゆうゆうワイド(TBSラジオ)水曜日出演
- 本人ナレーションのジングルではかつてのヒット曲『お暇なら来てよね』をもじったフレーズが聞かれる。
- 「大沢悠里(おお~さ~わ~ゆうり)のゆうゆう~ワッイド 五月みどりです。お暇なら聞いてください。」
[編集] 映画
- 五月みどりのかまきり夫人の告白(1975年、東映)
- マダム・スキャンダル 10秒死なせて(1982年、にっかつ)
- 丑三つの村(1983年、松竹富士)
- ファイナル・スキャンダル 奥様はお固いのがお好き(1983年、にっかつ)
- 悪女かまきり(1983年、東映)