井戸田侃
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井戸田 侃(いどた あきら、男性、1928年 - )は、法学者、弁護士。専門は刑事訴訟法。
[編集] 略歴
- 1928年8月22日、愛知県生まれ。
- 1953年 京都大学法学部卒業。司法修習生(第7期)となる。
- 1955年 弁護士登録。師と仰ぎ、親交の厚い、同じく法学者、弁護士でもある佐伯千仭と大阪市に「佐伯・井戸田法律事務所」を開設する。
- 1968年 立命館大学助手、専任講師、助教授を経て、教授。
- 1994年 立命館大学名誉教授。
[編集] 著書
- 『刑事訴訟法要説I、II、III』(有斐閣、それぞれ1964年、67年、74年)
- 『刑事手続の構造序説』(有斐閣、1971年)
- 『公訴権濫用論』(学陽書房、1978年)
- 『刑事手続構造論の展開』(有斐閣、1982年)
- 『刑事訴訟法要説』(有斐閣、1993年)
- 『刑事訴訟理論と実務の交錯』(有斐閣、2004年)
[編集] 論文
- 「取調官の証言・保釈条件」『立命館法学』第223・224号、1993年
- 「上訴の利益」『刑事訴訟法の争点』(新版)、1991年
- 「別件逮捕・勾留禁止の本質」『高田卓爾博士古希祝賀論文集 刑事訴訟の現代的動向』、1991年
- 「無罪推定の法理」『柏木千秋先生喜寿記念論文集 近代刑事法の理念と現実』、1991年
- 「証拠開示の基本問題」『石松竹雄判事退官記念論文集 刑事裁判の復興』、1990年
- 「刑事訴訟における当事者主義概念」『立命館法学』第201・202号、1989年