友達親子
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友達親子(ともだちおやこ)とは1990年代半ば以降、親子関係・家族関係の中で顕著になった現象の一つ。
[編集] 特徴
特徴として、子供に対して、親として権威を持って接しようとせず、若者という共通の土俵で友人のように接しようとする。この関係では、権威としての父親が存在せず、父親が子供を叱責できない。叱責しなければならない場合には、「友達ではないのだから」という前置きが必要になる。家庭においても懲罰が困難なのだから、学校においては児童・生徒を懲罰|廊下に立たせる程度の懲罰も出来ないとされる。
NHKブックス「学級崩壊(尾木直樹)」では学童保育を定点調査した結果、思春期を抜け出していない親が多いと指摘する。