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取次
- 法律用語。営業的商行為(商法第502条11号)。
- 出版業界の用語。1の意味よりの派生。出版取次を参照。
- 金光教の用語。字義より。生神金光大神取次を参照。
[編集] 取次(法律用語)
取次(とりつぎ)とは、商法の法律用語で、自己の名をもって他人のために法律行為をなすこと。取次による法律行為の内容が物品の販売又は買入の場合は問屋であり、物品運送であれば運送取扱人である。それらの取次行為は商行為とされ(第502条11号)、それぞれ、商法第551条以下、商法第559条以下の規制に服する。なお、証券取引法第2条8項により、一定機関以外の者が行う有価証券に関する一定の取次行為は証券業とされる。