和田アキ子 特別企画ドラマ ザ・介護番長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和田アキ子 特別企画ドラマ ザ・介護番長(わだあきこ とくべつきかくどらま ざ・かいごばんちょう)は、2005年4月7日にTBSテレビで放送されたテレビドラマである。このドラマは歌手の和田アキ子が企画した。また、和田は1989年に放送されていたスクール☆ウォーズII以来16年ぶりのドラマ出演となる。
目次 |
[編集] あらすじ
孤児として育ち、喧嘩に明け暮れる日々を送っていた大垣あかね(和田アキ子)はシスター柿本茂子(樹木希林)に命を救われたことから更生し、下町の片隅で利用者の立場にたった介護サービスを信条とする「おっきな手」社長となっていた。それぞれワケありの従業員たちも家族のいるもの以外は、ひとつ屋根の下で暮らしながらギリギリの経営で頑張っていた。そこに介護産業の独占を狙う「ZEROクリエーション」社長・相馬麗子(南野陽子)が現れ、利用者を誇大広告で釣り「おっきな手」従業員全員にはより好条件で雇うと誘いかけ廃業を迫ってきた。 あかねは介護サービスの方針の違いを理由に断るが、誹謗中傷するビラをまかれたり、従業員の愛華(酒井彩名)が暴漢に襲われたりと嫌がらせが相次いで起る。麗子の仕業と憤慨するが証拠は何一つない。そんなおり、あかねが介護する典江(菅井きん)の家に石が投げ込まれ怪我をする事件が起きた。居合わせた大輔(山崎裕太)は「ZEROクリエーション」に殴り込んでしまう。事の次第を聞きつけたあかねは助けに駆けつけるが、そこにはぼろ雑巾のようになった大輔の姿があった。手を出せば相手の思う壺だ…その時、元不良番長あかねのとった行動とは…。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 脚本:深沢正樹
- 構成協力:山名宏和
- 企画:菅井敦・西尾聖(ホリプロ)
- プロデューサー:川島永次・三瓶慶介(ホリプロ)
- 演出:梅沢利之
- プロデューサー補:堤智志(ホリプロ)
- 助監督:本橋圭太
- 協力:東通、アートフォー、渋谷ビデオスタジオ、映広
- 制作:ホリプロ
- 製作:TBS人
[編集] 主題歌
- 和田アキ子『生きる』(テイチクエンタテインメント)
- 作詞・作曲・編曲:小西康陽