夏井高人
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夏井 高人（なつい たかと、1956年 - ）は、明治大学法学部（法情報学）・明治大学法科大学院教授（法情報調査，サイバー法）、弁護士（元裁判官）。わが国サイバー法の権威である。
[編集] 略歴
岩手県宮古市出身。岩手県立盛岡第一高等学校、山形大学人文学部経済学科卒。
1980年に司法試験合格、翌1981年に第35期司法修習生、1983年名古屋地方裁判所判事補（民事部）に任官。その後、盛岡地方裁判所判事補（刑事部）・同裁判所判事補（民事部）、千葉地方裁判所判事補（執行・保全部）、千葉家庭裁判所判事補（家事事件担当）、仙台地方裁判所気仙沼支部長判事補、最高裁裁判所書記官研修所教官（民事，情報処理）、東京地方裁判所判事（労働部）を歴任し、1997年退官。
同年より明治大学法学部教授就任、1998年に弁護士登録（東京弁護士会：あすか協和法律事務所所属）、2002年から3年間、東洋大学社会学部非常勤講師（情報法制論）を兼務する。
専門は、法情報学（特に、法律情報検索、法論理学、人工知能及びXMLの応用など） 、コンピュータ法及びサイバー法（特に、コンピュータ犯罪、電子商取引、デジタル・コンテンツの知的財産権、ネットワーク・コミュニケーション、個人情報保護など）。
[編集] 所属学会
- 情報ネットワーク法学会
- 法とコンピュータ学会
- 教育システム情報学会
- 人工知能学会
- 日本ソフトウェア科学会
- 情報文化学会
- 情報メディア学会
[編集] 著書
- 単著
- 『ネットワーク社会の文化と法』
- 『裁判実務とコンピュータ―法と技術の調和をめざして』
- 『電子署名法―電子文書の認証と運用のしくみ』
- 『別冊宝島「事例に即答!個人情報保護法」』
- 共著
- （伊藤浩一）『情報流出を完璧防御 最新PCセキュリティ』
- （いしかわまりこ、藤井康子、村井のり子、指宿信 ）『リーガル・リサーチ』
- （片方善治、岡村久道）『ビジネス方法特許ハンドブック―ビジネス方法の特許化・設計・戦略の大系化』
