安濃川
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安濃川 | |
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延長 | 16.6 km |
水源の標高 | 677 m |
平均流量 | - m³/s |
流域面積 | 93 km² |
水源 | 錫杖岳(三重県) |
河口 | 伊勢湾(三重県) |
流域 | 三重県 |
安濃川(あのうがわ)は、三重県津市芸濃町河内を発し、津市安濃町、津市の中心部を流れる二級河川。
目次 |
[編集] 地理
津市芸濃町河内の錫杖岳付近に発し、津市安濃町、津市の中心部を流れ伊勢湾へ注ぐ。津城(津市。内堀と再建された櫓が残る)は、安濃川と岩田川を外堀のように利用していた。
中流域において分かれる美濃屋川が周辺地域の灌漑用に利用されているが、下流にて再び安濃川に合流している。
河川敷に沿ってサイクリング道路が整備され、貸し自転車も用意されていたが、現在では自転車の貸し出しはされていないようである。
[編集] 歴史
安濃川のデルタ地帯に作られた津の町は洪水被害をたびたび受けていた。江戸初期に津藩の藩主となった藤堂高虎は、津の城下町を守るため安濃川の築堤工事を進めるとともに、河口から約4km上流の右岸側を越流堤として意図的に低くし、洪水が出たときには安濃川の水が三泗川を経由して岩田川へと流れるようにした。これは、さらに古い時代の安濃川がこの地点で分派して現在の岩田川に流れていたことを踏まえているとも言われる。
この治水計画は現代にも受け継がれている。
[編集] 安濃川につくられているダム
1990年、上流に安濃ダムが作られた。
[編集] 安濃川にかけられている橋
- 一色橋
- 安濃川橋(中勢バイパス)
- 納所橋
- 安東大橋
- 三本松橋
- 新町大橋
- 安濃橋
- 御山荘橋
- 塔世橋(国道23号線)
- 桜橋
- 安濃津橋
このほかに近畿日本鉄道とJR東海の鉄橋が架けられている。塔世橋の下流には鉄道用に架けられた鉄橋の橋脚が長い間放置されていたが、撤去された。
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