家島彦一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
家島 彦一 (やじま ひこいち、1932年 - )は、早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部社会科地理歴史専修)特任教授。専門は歴史学、イスラーム商業史。
目次 |
[編集] 経歴
東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。在学中は、前嶋信次に師事。
1966年、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所アラビア部門助手。同大学助教授、教授を経て、1998年より宇都宮大学国際学部併任教授。2002年に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所を定年退官 。2002年、東京外国語大学名誉教授、早稲田大学教育学研究科特任教授。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 「イスラム世界の成立と国際商業―国際商業ネットワークの変動を中心に」(岩波書店、1991年)
- 「海が創る文明―インド洋海域世界の歴史」(朝日新聞社、1993年)
- 「大旅行記」(イブン・バットゥータ口述イブン・ジュザイイ編:訳注)全8巻(平凡社、1996年6月~2002年9月刊)
- 「海域から見た歴史―インド洋と地中海を結ぶ交流史」(名古屋大学出版会、2006年)
[編集] 共著
- (上岡弘二)『インド洋西海域における地域間交流の構造と機能』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1979年)