小菅正夫
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小菅 正夫(こすげ まさお、1948年- )は、獣医師・北海道旭川市にある旭山動物園の園長。柔道四段。札幌市出身。
[編集] 略歴
北海道札幌南高等学校を経て、1973年北海道大学獣医学部卒業。在学中は柔道に打ち込み、キャプテンもつとめた。しかしそれが災いして牛の直腸に腕が入らず産業獣医師を断念。
就職先が見つからず悩んでいたところ、卒業間際になって旭山動物園の獣医師募集を知り応募。獣医師としてスタートした。
その後、飼育係長・副園長などを歴任し、1995年園長に就任。一時は閉園の危機に立った旭山動物園を再建。日本最北にして日本一の入場者を誇る動物園にまで育て上げた。2004年には「あざらし館」が日経MJ賞を受賞した。
[編集] 著書
- 『旭山動物園園長が語る命のメッセージ』(竹山書房、2005年)
- 『「旭山動物園」革命―夢を実現した復活プロジェクト』(角川書店、2006年)
- 『戦う動物園―旭山動物園と到津の森公園の物語』(中央公論新社、2006年)岩野俊郎・島泰三との共著
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