山口春吉
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山口 春吉（やまぐち はるきち、1881年 - 1938年1月17日）は、ヤクザ、暴力団・山口組初代組長。兵庫県津名郡仮屋浦（後の淡路市）出身。
日露戦争から復員後、淡路島の津名郡で漁師をしていた。しかし、漁師業に見切りを付け、明治39年（1906年）、神戸港に労務者として移住した。
当初は神戸市生田区栄町にあった海運業・倉橋組で働いた。 倉橋組では小者頭になった。 その後大正元年（1912年）頃、当時 神戸港で造船所の用心棒等を請け負い勢力を持っていた大嶋組の大嶋秀吉の傘下に入った。
大嶋組の下でも頭角を現し、その勢いに乗って 大正4年（1915年）3月、神戸で沖仲仕約50人を集めて、人夫供給を主業務とする「山口組」を神戸市兵庫区西出町に創設した。 創設後、人夫供給だけでなく、浪曲興行にも進出し山口組の基盤を確立していった。
兄弟分には、米騒動や市電争議調停で男を売った鬼頭良之助こと森田良吉がいた。
昭和13年（1938年）、57歳で死去。
[編集] 参考文献
- 飯干晃一 『山口組三代目・〈１,野望篇〉』 徳間書店 ＜文庫＞1982年 ISBN 4-19-597344-9
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