岐阜メモリアルセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岐阜メモリアルセンター(ぎふ-)は、岐阜県岐阜市にあるスポーツ施設等を有する公園。施設は岐阜県が所有し、岐阜県イベント・スポーツ振興事業団が運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 概要
市街地北側、長良川右岸側に位置する運動公園。名称は「センター」だが、県が運営する都市公園のひとつである。
現在メモリアルセンターがある岐阜市長良福光にはかつて1965年に開催された国民体育大会に合わせ、岐阜県営野球場などのスポーツ施設が整備され、また数百m離れたところには岐阜刑務所があった。しかしいずれも老朽化し、更に刑務所も市内の別の場所(岐阜市則松地区)へ移転したため、県はこれら施設を撤去した後、新たにスポーツ施設を建設して運動公園として整備する方針を決めた。敷地は一旦更地化された後、1988年に開催された「ぎふ中部未来博」のメイン会場として使用され、未来博終了後からメモリアルセンターの整備事業が本格的に始まり、1990年に長良川陸上競技場など一部施設が竣工し開場。その後も整備が進められ、199x年に全施設が完成した。
[編集] 主な施設
[編集] 長良川陸上競技場
- 毎年12月上旬に行われる「全日本実業団女子駅伝」のスタート&ゴール地点になっている。(1992年の大会から)
- スターターは、岐阜県知事がつとめている。
- グラウンド面積 20,867m²
- 収容人員3万人(メインスタンド:8,000人、サイドスタンド:9,540人、バックスタンド:13,460人、うちバックスタンド上部は芝生席)
- 電光掲示板
- ナイター照明設備3基(うちメインスタンドは屋根搭載型 500Lx)
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- トラック400m×8レーン
- 天然芝ピッチ
- 豊田スタジアムが完成する前年、2001年まで名古屋グランパスエイトの準本拠地だった
- FC岐阜の試合にも使用されている。(2007年JFLではメイン本拠として使用)
- サッカー・ラグビー・ホッケーに対応可能
- 補助トラック(日本陸連公認第5種トラック)は、グラウンド面積13,925m²でナイター設備完備 (500Lx)
[編集] 長良川球場
- 長良川球場を参照
[編集] 長良川球技メドウ
- グラウンド面積:12,560m²
- 全面:天然芝
- 収容人員:3500人
- スコアボード:パネル式
- 照明設備:8基 (1,200Lx)
- サッカー及びラグビーに対応(現在は、FC岐阜のホームスタジアムとして使用されているが、2007年は1試合のみを予定)
- 旧、岐阜刑務所跡地に建設されている
[編集] 体育館
- メインアリーナ「で愛ドーム」 4500人収容
- サブアリーナ「ふれ愛ドーム」 600人収容
[編集] その他の施設
- 本館
- 事務室、会議場、体育室、トレーニング室、レストラン 等
- 長良川テニスプラザ(テニスコート)
- 面積15,705m² 客席4,324席(センターコート:2,068席、一般コートサイドスタンド:1,600席、メインスタンド:656席)ナイター設備:照明搭8基(センターコート1,250Lx、一般コート1,000Lx)
- 長良川スイミングプラザ
- 屋内25m屋内プール、屋外50mプール、屋外飛込プール(面積8,883m² 客席1,850席、日本水泳連盟公認プール)
- 武道館(柔道3面、剣道3面)
- 相撲場
- 長良川弓道場 など
[編集] アクセス
[編集] 周辺施設
- 長良川スポーツプラザ(長良川メドウと同所)
- 未来会館(メモリアルセンターの西側で道路一本隔てて建設)
- 長良川国際会議場(メモリアルセンター東側で道路一本隔てて建設)