岡山県立岡山一宮高等学校
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岡山県立岡山一宮高等学校 | |
国公私立の別 | 公立(県立) |
設立年 | 1980年(昭和55年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
学科 | 普通科、理数科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒701-1202 |
岡山県岡山市楢津221 | |
電話番号 | 086-284-2241 |
FAX番号 | 086-284-2243 |
外部リンク |
岡山県立岡山一宮高等学校(おかやまけんりつおかやまいちのみやこうとうがっこう)は、岡山県岡山市楢津221にある県立の高等学校。岡山朝日高校、岡山操山高校、岡山大安寺高校、岡山芳泉高校に続き、1980年(昭和55年)に岡山五校の最後の高校として設置された。
校名は、現在地が1971年(昭和46年)まで、備前国一宮の吉備津彦神社に由来する御津郡一宮町だったことから命名。略称は「一宮」(いちのみや)。1990年代半ばに「一高」(いちこう)という自称が生徒間に自然発生し、現在は生徒、教職員が一般的に用いている。校章は2枚のイチョウの葉を左右に組み合わせ、その中央に「高」の字を配したもの。学校祭は「銀杏祭」(いちょうさい)、生徒会館は「公孫樹会館」(いちょうかいかん)と呼ぶ。
開校以来普通科のみだったが、岡山五校の総合選抜制度が廃止された1999年(平成11年)に、全県学区制の理数科2学級を新設。2000年(平成12年)に実験実習室を設け、2002年(平成14年)には文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール指定を受けた。2006年4月現在の生徒数は954名である。
目次 |
[編集] 沿革
- 1978年(昭和53年)3月18日 - 岡山県議会で新設高校の用地取得費・造成費等関係予算を議決。
- 1978年(昭和53年)10月3日 - 予定地を岡山市楢津地内と内定。
- 1979年(昭和54年)4月1日 - 岡山県新設高等学校開校準備事務局を県立岡山大安寺高等学校内に設置。
- 1979年(昭和54年)9月8日 - 入学者選抜方式を岡山朝日,岡山操山,岡山大安寺,岡山芳泉を含む5校の総合選抜と決定。
- 1979年(昭和54年)11月24日 - 校名を岡山県立岡山一宮高等学校と内定。
- 1980年(昭和55年)1月1日 - 改正岡山県立高等学校設置条例の施行により岡山県立岡山一宮高等学校を設置。
- 1980年(昭和55年)4月8日 - 第1回入学式を行う。
- 1980年(昭和55年)5月10日 - 開校記念式を行う。
- 1982年(昭和57年)5月6日 - 第3期までの校舎建築工事が終了し校舎落成記念式を行う。
- 1983年(昭和58年)3月10日 - 同窓会発会式を行う。
- 1983年(昭和58年)3月11日 - 第1回卒業証書授与式を行う。
- 1989年(平成元年)11月2日 - 創立10周年記念式典を行う。
- 1994年(平成6年)8月31日 - 公孫樹会館(生徒会館)が完成。
- 1996年(平成8年)12月20日 - 1999年入学者選抜の総合選抜制度廃止が決定。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 理数科2学級新設,普通科2学級減。
- 1999年(平成11年)11月17日 - 創立20周年記念式典を行う。
- 2000年(平成12年)4月1日 - 普通科1学級減。
- 2002年(平成14年)5月23日 - 「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)に指定。
[編集] 教育方針
平和で民主的な社会の発展に創造的に寄与できる心身ともに健全な人格を育成する。 そのために次の諸点を目標に努力する。
- 自我を確立し、社会の一員として責任を自覚する。
- 人格を重んじて互いに敬愛し、各人の個性を伸ばす。
- 基礎学力と広い教養を身につけ、豊かな情操を養う。
- 生命を大切にし、逆境にまけない強い意志を培う。
- 健康に留意し、体力の向上に努める。