岡崎二郎
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岡崎 二郎(おかざき じろう)は日本の漫画家。兵庫県西宮市生まれ。多摩美術大学デザイン学科卒業後、広告代理店を経てフリーの漫画家に。
科学や歴史等の幅広い知識を活かしたSF作品を主に、スローペースながら数多く描いている。特に代表作とも言えるアフター0のような短編オムニバスを得意としている。
しばしば藤子・F・不二雄の短編集と比較されるが、藤子氏のそれは性質上、児童漫画では描けないようなブラック・ユーモア色が強いのに対し岡崎氏の作品はハッピーエンドが多数を占める。
しかし人類の文明依存や自然破壊に対する警鐘の意が込められた作品が多く、ほのぼのとした絵柄に似つかわぬ強い皮肉となって現れる事もまま有る。
殆どの作品の単行本の表紙絵は、より可愛らしくディフォルメされたキャラが描かれており、ファンの間ではお馴染み。しかし岡崎氏を知らない人が目にした場合、内容を指し図る上での参考にはなり辛いと思われる。
目次 |
[編集] 作品リスト
- アフター0
- 大平面の小さな罪
- トワイライト・ミュージアム
- 国立博物館物語
- 1999年、第3回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞 受賞。
- 時の添乗員
- NEKO2
- 緑の黙示録
- ファミリーペットSUNちゃん!
- アフター0 NEO(現在ビッグコミック増刊号にて連載。)
- 基本的にアフター0の続編。
- 宇宙家族ノベヤマ(現在ビッグコミックにて不定期連載。)