川井一仁
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川井 一仁（かわい かずひと、1960年12月23日 - )は、モータースポーツジャーナリスト。埼玉県加須市出身。ボストン大学中退。愛称は「川井ちゃん」。
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[編集] プロフィール
[編集] モータースポーツとの出会い
高校受験に失敗したため、父親の勧めで1年間オーストラリアに交換留学し、その際に現地でレースを観戦したことがきっかけとなり、モータースポーツ関係者への道を志す。交換留学期間終了後はハワイの高校を経てボストン大学に入学、航空力学を専攻するが、在学中に肝炎を患ったため大学を休学して急遽帰国、1年間の闘病生活を送る。病状回復後、レース雑誌に掲載されていた広告を見たことがきっかけで、モータースポーツカメラマンとして有名な間瀬明の事務所に就職、本格的にF1の現場で働くことになる。
[編集] F1レポーター
その後1987年にフジテレビがF1の全戦テレビ中継を開始すると、これに中継スタッフとして参加。翌1988年のモナコGPからピットレポーターとして画面に登場（発案者は森脇基恭）するようになり、以後解説の今宮純と共にF1のテレビ中継には欠かせない存在となる。
日本のメディアによると、その知識の豊富さはF1取材を担当するジャーナリストの中でも1,2を争うと言われているらしく、F1チームの関係者からも一目置かれているほか、F1中継を行う海外のテレビ局の関係者からアドバイスを求められることも少なくないという。エンジン音を聞いただけでエンジンメーカーは勿論、故障箇所まで言い当てるなど、知識の豊富さに関するエピソードも数多い。またテレビ出演の一方で国内外のレース雑誌にも積極的に寄稿しており、連載も多数。中でも『F1グランプリ特集』（ソニー・マガジンズ）では同氏を題材とした4コマ漫画「ピットレポーター川井ちゃん」が長期に渡り連載されている。
現在はフジテレビ721のF1中継、および「F1GPニュース」のキャスターを務めるが、公開放送の際、視聴者から「川井さんの解説は分かりにくすぎる」との指摘があったり、実際放送中には辻褄の合わないことを何度も発言する場面も見られたという。本人曰く「熱くなると何言ってんのか自分でも分からない」。
[編集] プライベート
1994年の年末には、当時の人気女優の鈴木保奈美と結婚して世間を驚かせるが（同年のモナコGPのTV中継に保奈美がゲスト出演したのがきっかけと見られる）、1997年に離婚し現在は独身。
- ホンダNSX、フェラーリ348tbを所有。
- かなりマニアックなF1グッズコレクターの一面もある。その他には模型（プラモデルとラジコン）作り、映画、演劇や音楽の鑑賞、エレキギターの収集など多趣味である。
[編集] 主なテレビ出演
- フジテレビF1中継
- F1ポールポジション（フジテレビ）
- F1GPニュース（フジテレビ721）
- F1川井塾（フジテレビ721/739）
[編集] 主な著書
- 川井ちゃんの「F単」（山海堂）
- F1ワハハ読本1～3（ソニー・マガジンズ）漫画:手塚かつのり
- F1ドライバーってこんなヤツ全集（フットワーク出版）
