平田駅 (長野県)
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平田駅(ひらたえき)は、長野県松本市平田西2丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)篠ノ井線の駅。
委託駅で、普通列車(各駅停車・快速列車)が停車し、特急列車は通過する。
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[編集] 駅構造
2面2線(138m、6両対応)の相対式ホームの地上駅である。駅舎は橋上駅舎の2階建てになっている。延べ床面積は262m²。各ホームにエレベーターを1基設置。自由通路は幅4m、長さ33.5m。延べ床面積は708m²。東口・西口にはエレベーター、トイレも設置された。1日当たり列車停車本数(上下)は89本。約4000人の乗降客を見込んでいる。駅舎のデザインはいくつかの候補の中から市民の投票で選ばれた。
駅舎外からコンコースへ、またコンコースからホーム上へはエレベーターが設置されており、開業当初から車椅子での利用が可能である。
- 改札口上には「Hirata Station」の緑字が入った赤いアーチが架かっている。
[編集] 駅周辺
駅周辺は再開発が行われている。東側の駅前広場周辺は商業地区となり、数々のチェーン小売店が出店する。すでにツルヤ、ノジマ電器などがオープンしている。また、駅の北側は住宅地となり現在は区画整備が行われている。駅の南側には陸橋が設けられ線路と道路が立体交差する。
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
計画当初の段階では「平田新駅」と呼ばれていたが、計画が進むにつれ建設予定地の地籍である大字「芳川平田」(現在は住居表示化され平田西)にちなみ「芳川平田駅」とも呼ばれ、最終的には「平田駅」に決定した。
有賀正前松本市長が計画し、建設資金は全額松本市が負担した。
- 1992年(平成4年)1月 篠ノ井線芳川平田新駅建設促進期成同盟会が発足。
- 2004年(平成16年)2月16日 国土交通省北陸信越運輸局より設置認可される。
- 2007年(平成19年)3月18日 開業。松本市内での新駅開業は1944年の南松本駅以来、63年ぶり。開業当日に記念入場券を販売したが、即日完売した。