愛知教育大学附属岡崎中学校
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愛知教育大学附属岡崎中学校(あいちきょういくだいがくふぞくおかざきちゅうがっこう)は、愛知県岡崎市明大寺町栗林1にある愛知教育大学の教育学部が管轄する中学校である。
正式名称は国立大学法人愛知教育大学附属岡崎中学校。
他に愛知教育大学附属名古屋中学校がある。
目次 |
[編集] 主な生徒会行事
[編集] 新入生歓迎会
2,3年生が行う「附中生」となることを感じさせてくれる行事。「18番コンサート」と呼ばれるものやA~Dグループの応援団による応援披露、教官出し物などがある。
[編集] 体育大会
三年間で最も思い出深い行事である。縦割りによるグループ分割(A~D)で行う。それぞれグループカラー A=青、B=黄色、C=赤、D=緑が決まっており、互いに製作、競技、応援で競い合う。準備は夏休みの終わり頃から本格的に開始され、9月からは毎日5,6限が製作の時間に充てられる。製作には運動場や体育館も使うため、体育大会が終わるまで部活動は行われない。 製作物は「入場門」「やぐら」「のぼり」「骨組み(のぼりを立てる役割・無いクラスもある)」「はりぼて(50数枚のB紙を貼り合わせた巨大な紙を各クラス2枚つくり、絵を描く)」「ダンボール(はりぼてを支える役割)」「ネオ/新企画(クラスによって呼び方が異なる)」「応援団」があり、各クラス4万円の予算で全て完成させなければならない。(やぐらだけは毎年使い回す) 競技は「綱引き」「全員リレー」「選抜リレー」などを行う。 また、体育大会後にはクラスごとに盛大な打ち上げを行うのも特徴である。
[編集] 文化祭
毎年11月の初旬に2日間行う(一日目は半日)。舞台発表が主 一日目はオープニング、各教科における研究発表、「学びたいむ」の発表などを行う。 二日目は残りの学習発表と「18番コンサート」「コーラスコンクール」「地味コン」などを行う。 「コーラスコンクール」は3年生だけが行い文化祭が近くなると各クラス中学の近くの乙川の河川敷で夜遅くなるまで練習をするのが伝統である。また1年や2年、3年とも学年合唱、全校合唱はある。 「18番コンサート」は事前にオーディションを行い選抜するのに対して「地味コン」には飛び入り参加可能である。受験に近い季節であるため打ち上げはあまり行われない。
[編集] 三年生を送る会(三送会)
二月下旬、卒業式5日まえくらいに行う。1、2年が企画する。 ここでも「18番コンサート」は必ず行う。要するにバンドを組んでいる生徒たちは最大で年3回(三年は除く・夏祭りでも行う場合は4回)発表する機会を得られることになる。
[編集] 夏祭り
夏休みに行う。生徒会がすべて企画運営し内容は毎年違う。文化祭の生徒会主催の部分を切り取った感じである。
[編集] 校風、進路
上記の行事のように生徒会活動が活発で校風は自由であり。卒業生の満足度は非常に高い。そのため高校とのギャップに苦しむこともよくある。また、2,3年のクラス替えがないことと、体育大会、文化祭などでの結びつきから卒業後、クラス会を頻繁に行う。卒業生の大学浪人率が高い。 1学年約160人のうち、毎年25名前後が岡崎高校へ進学している(平成18年度は約40名)。しかし、公立中学校に比べ内申点が取れないことなどから県立高校ではなく私立に進む生徒が多いことも特徴である。 また、附属高校との中高一貫教育は行っていないが、連絡選抜入学制度は存在し、10名前後が進学する。 さらに、慶應義塾高等学校、創価高校などにも進学する生徒もいる。
[編集] 部活動
部活動(特に運動部)は、概して強豪とはいえないものが多い。これは他校に比べて練習時間が少なく、顧問の教諭も多忙で部活に顔が出せないことが多い上、練習試合もあまり行えないためである。しかし、水泳や陸上などの個人競技では優秀な成績を残す生徒もいる。
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- 運動部
- サッカー・卓球(男子)、バレーボール・ソフトテニス(女子)、バスケットボール・水泳・陸上・駅伝(男女)
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- 文化部
- 音楽、文芸、パソコン、美術
陸上部・駅伝部は大会前に一時的な活動を行うのみである。また、部ではないものの、合唱団も夏期に活動しており、NHK全国学校音楽コンクール地区大会に毎年出場している。
かつてディベートチームが存在し、1998年にはディベート甲子園で3位という結果を残しているが、2004年以来公式の大会には出場していない。
[編集] 著名な出身者
- 米山公啓 - 作家、医師。元・聖マリアンナ医科大学助教授。卒業はしていない
[編集] 外部リンク
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