昭和大橋
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昭和大橋(しょうわおおはし)は、新潟県新潟市の信濃川に架かる新潟県道164号白山停車場女池線の道路橋梁。
[編集] 概要
新潟市の市街地に架かる全長303.9mの桁橋である。車道は片側2車線の計4車線で、両側に歩道を備える。
信濃川の河口より数えて4番目に位置し、上流側には越後線の鉄道橋と、その上流には千歳大橋が、下流側には八千代橋がそれぞれ架かっている。
桜木ICで降りて、市役所や116号線の方向にまっすぐ行く際に渡る橋である。
[編集] 交通量
- 1日あたりの自動車交通量:43,100台(2004年6月)
[編集] 歴史
3代目の萬代橋が架橋されて2年後の1931年に初代の木造の橋が架けられたが、当時は「昭和橋」という名前だった。
1950年に木造の2代目昭和橋に架け替えられる。しかし歩道と車道の区別がなかったため、当時は交通事故が多発していた。
1964年の新潟国体開催のための道路整備により架け替えることとなり、1964年6月1日に現在の橋に架け替えられ、名称も「昭和大橋」に改められたが、架橋からわずか15日後の新潟地震で落橋した。その後、橋を支える橋脚を増やすなどの改修を行い現在に至っているが、橋の橋脚の一部は現在も傾いたままである。信濃川河岸のやすらぎ堤より橋脚部を眺めると左右にずれたままの状況や橋桁から飛び出している様子を確認できる。
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