東京体育館
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東京体育館(とうきょうたいいくかん)は、東京都渋谷区千駄ケ谷一丁目にある体育館である。財団法人東京都生涯学習文化財団が運営する。
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[編集] 歴史
1964年に、東京オリンピックの体操競技の会場として建設された。1981年に老朽化のため一時閉鎖し、幕張メッセの設計で知られる槇文彦の設計で1990年にリニューアルオープンした。
2006年4月1日より、運営を行っている財団に、サントリー株式会社、株式会社ティップネス、株式会社オーエンスが経営に参画し、リニューアルが図られている。料金などは従来のものを継承しつつ、2006年6月を目処に新しい設備を設置する予定。
[編集] 利用状況
主な大会に、全日本卓球選手権、東レ・パン・パシフィック・テニス、テニス日本リーグ、Vリーグ、サントリーカップ全日本バレーボール小学生大会、イオンカップ世界新体操クラブ選手権、全日本(世界)空手道選手権、ミキプルーンスーパーカレッジバレー、JOMOウィンターカップ、FUJI XEROX CUP 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会などが行われる。
1992年11月20日WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンヘナロ・エルナンデスVS指名挑戦者渡辺雄二をはじめとするプロボクシング世界タイトルマッチの他、プロレスや格闘技の興行に使用される事もある。
また2002年にポルノグラフィティが初めてコンサート会場として使用して以降はコンサート会場としての利用もたまにはある。
2007年3月には世界フィギュアスケート選手権が当会場で開催された。
[編集] 最寄り駅
最寄り駅の都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」またはJR中央線「千駄ケ谷駅」より、いずれも徒歩1分。
[編集] 施設
- メインアリーナ
- サブアリーナ
- バレーボール、バスケットボール、テニス、バドミントン、フットサル用
- 屋内プール
- 50mプール
- 50m×20m(8コース)、水深1.2~2.2m(中央最深)、観覧席固定900席
- このプールでは日本水球選手権が毎年行われている。
- 50m×20m(8コース)、水深1.2~2.2m(中央最深)、観覧席固定900席
- 25mプール
- 25m×13m(6コース)、水深1.2~1.4m(中央最深)
- 会議室
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- 第1から第4までの4室
- その他陸上競技場があるが、隣接する国立霞ヶ丘陸上競技場本体に第1種トラックの指定に必要な補助トラックがないため、当体育館の付属トラックが事実上のサブトラックと見なされていることから、国立本体は第1種トラックの指定を受けている。
[編集] 外部リンク
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