桃花台バス
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桃花台バス(とうかだいバス)は、愛知県小牧市にある桃花台ニュータウンと同県春日井市にあるJR春日井駅近郊とを結ぶ路線バス。運営会社は、あおい交通。愛称は、「桃バス(ももバス)」。
なお早朝の1コースのみ、ニュータウンの北側から桃花台センター停留所までの路線がある。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 運行ルート概要
- 朝・昼・夜と、時間帯によって運行ルートが異なる。
- 朝は、A・B・C・Dの4つのコースに分かれている。
- ※運行ルートの詳細は、下記の「運行ルート」参照
[編集] 料金
- 料金の支払い方法は、前乗り先払いである。
- 料金は距離に応じて、300円・220円・200円・160円の4段階に分かれている。
- 例:桃花台-JR春日井駅間→300円、春日井市民病院-JR春日井駅間→220円、桃花台-春日井市民病院間→200円、桃花台域内→160円
[編集] 定期券
[編集] 歴史
[編集] 誕生の経緯
桃花台ニュータウン住民の多くが、JR中央線を使って名古屋市内へ通っていた。そのような現状から住民は、小牧市に対しJR春日井駅への路線バス開設を度々求めたが、小牧市は、他交通機関(具体的には桃花台線)との需要調整を理由に認可しなかった。住民は名鉄バスにも度々嘆願したが、名鉄バスも開設しなかった(名鉄バスは桃花台線廃止後に、桃花台-JR春日井駅間の路線バスを新設している)。
そこで住民は、桃花台バス運営会を組織。2002年4月、ニュータウン近くにある大学のスクールバスを運行させていたあおい交通に運行を委託する形で、JR春日井駅行きの会員制バスの運行を始める。その後路線バス事業の規制緩和により、同年10月、会員制バスはあおい交通の路線バス(桃花台バス)として運行されるようになる。
[編集] 年表
- 2002年4月 - 会員制バスとして、運行開始
- 2002年10月 - あおい交通の路線バスとして、運行開始
- 2006年9月15日 - モモパ販売開始
- 2006年9月19日 - 夜間コースに路線新設。停留所の新設・廃止。
- 2006年12月11日 - ダイヤ改正
[編集] 運行ルート
※JR春日井駅停留所は、JR春日井駅前のロータリーにはない。そこから数百メートル離れた、春日井市割塚町にある(詳細な場所は、下記の「外部リンク」にあるリンク先ページを参照)。
[編集] 朝コース
[編集] JR春日井駅方面
[編集] Aコース
[編集] Bコース
- 桃花台ニュータウン北側にある地区(池之内)を起点とし、桃花台ニュータウン中央部を経由して、JR春日井駅へと到るコース。
- 桃花台ニュータウン南側にある大草停留所を過ぎた後は、JR春日井駅まで停車しない。
[編集] Cコース
- 桃花台ニュータウン北西部(古雅)を起点とし、桃花台ニュータウンの西部(桃ヶ丘)と南部(城山)を経由して、JR春日井駅へと到るコース。
- 桃花台ニュータウン南側にある大草停留所を過ぎた後は、JR春日井駅まで停車しない。
[編集] 桃花台センター止まり
[編集] Dコース
- 桃花台ニュータウン北東側にある地区(篠岡大山、野口、池之内)を巡回して、桃花台ニュータウン中央部にある桃花台センター停留所へと到るコース。
[編集] 昼コース
※春日井市民病院停留所は、2ヶ所ある。便によって、停車する停留所が異なる。
[編集] JR春日井駅方面
[編集] 桃花台ニュータウン方面
- JR春日井駅を出発し、春日井市西北部を経由して、桃花台ニュータウンへと到るコース。
- 桃花台ニュータウン内を巡回する。
- 主な停留所
- リビン前、春日井市民病院、桃花台センター
[編集] 夜コース
[編集] 桃花台巡回コース
- JR春日井駅を発着点とするコース。
- JR春日井駅を出発した後は、桃花台ニュータウン南側にある大草停留所までは停車しない。
- 大草停留所を過ぎた後、桃花台ニュータウンを巡回する(南部→東部→中央部→北西部→西部→南部→大草→JR春日井駅)。
[編集] 池之内線
- JR春日井駅を発着点とするコース。
- JR春日井駅を出発した後は、桃花台ニュータウン南側にある大草停留所までは停車しない。
- 大草停留所を過ぎたあと桃花台ニュータウン内を巡回(南部→西部→中央部→北西部)し、一度桃花台ニュータウン北側にある地域(池之内)まで行って再び桃花台ニュータウン(北西部→中央部→南東部)へと戻り、大草停留所を経由してJR春日井駅と向かう。
[編集] 備考
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
地図