桑原譲太郎
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桑原譲太郎(くわはら じょうたろう、1952年2月17日 - )は長崎県佐世保市出身のハードボイルド、歴史小説、時代小説作家。
1986年のデビュー作「新宿純愛物語」が仲村トオル主演で映画化され、続く「ボクの女に手を出すな」も小泉今日子主演で映画化される。
デビュー当初は、ハードボイルド作家として活躍し、「新宿純愛物語」シリーズや「狼たちのカーニバル」シリーズなどの代表作がある。
1995年、初の歴史小説「炎の人信長」を発表、これまでにない熱い男信長を確立し、新境地を切り開く。
2006年、時代小説としては初の書下ろしである『華の騒乱』『花と剣』を発表。
目次 |
[編集] 譲太郎マガジン
衰退一途の既存出版社を通した作品提供に困難を感じ、 長年のファンを切り捨て流行を追う業界の方針に疑問を持ち、 新作が中々手に入らないという地方ファンの声に胸を痛め、 支持してくれたファン一人一人と向き合う為に、 2006年に独力で譲太郎マガジンを発刊する。
マガジンは概ね月刊で、CD-Rで読者に郵送され、 第1回は歴史大作「信長二人」、時代もの「闇斬り三十郎」、 現代ものとして「涙のスナイパー」「陰謀の狩人」の 計4作品を掲載した。
[編集] ファンクラブ
マガジン発刊と同時に、ファンクラブの募集を開始する。
ファンクラブには、「譲太郎と静かに騒ぐ会」、「同士会」などがあり、 特に「同士会」は、マガジンを生涯通読できる事や桑原譲太郎との個人的な飲み会、事務所の出入り自由などの特典があり、会費20万円と高額にもかかわらず日本中に会員を増やしつつある。
ファンクラブに入らずに、マガジンを購読する事も可能。
自らファンクラブの会合(飲み会)の誘いの電話をいれたり、著作の取材旅行に会員を伴って行くなど、通常のファンクラブではあり得ないような、濃密な交流が行われている。
合言葉は、
「我らは 一人ではない かならず どこかで つながっている」
関東の飲み会は、著作でも度々登場する聖地、新宿駅西口交番前集合が恒例となっている。
[編集] 譲太郎のホームページ
譲太郎マガジン発刊、ファンクラブの開始と同時に、公式ホームページをオープンする。
この公式ホームページは、実の娘のQによって運営されており、Q自身も掲示板で時々ファンとの交流を行っている。
ホームページの掲示板では、譲太郎自らファンに熱いメッセージを発信すると共に、ファンの呼びかけにも本気で応えるなど、まさにファンとの直接交流が行われている。
[編集] 外部リンク
- 譲太郎のホームページ (公式サイト)