横山源之助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横山源之助(よこやま げんのすけ、1871年4月10日(明治4年2月2日) - 1915年(大正4年)6月3日)は、富山県魚津町出身のジャーナリスト。
英吉利法律学校を卒業後の1894年、毎日新聞社に記者として入社。1896年から翌年にかけて、桐生足利、郷里魚津、阪神地方の調査を実施。帰京後、労働組合期成会に関与して、高野房太郎、片山潜を知る。1899年、『日本之下層社会』、『内地雑居之日本』を相次いで刊行。同年、過労に倒れて帰郷、毎日新聞社を退社する。
1900年、「職工事情」調査に加わった後、再び上京。大井憲太郎と労働者の海外出稼を計画するが失敗。以後、『海外活動之日本人』、『怪物伝』、『南米渡航案内』、『明治富豪史』、『凡人非凡人』をそれぞれ刊行。1912年にはブラジルに渡航し、『南米ブラジル』を執筆した。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本のジャーナリスト | 富山県出身の人物 | 1871年生 | 1915年没