歯科用CT
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歯科用CT(しかようCT)とは、近年開発された歯科に特化したCT装置。コーンビーム方式を用いているため、コーンビームCT(CBCT)とも言う。主に人工歯根、親知らずの抜歯などの歯科治療に用いられているが、耳鼻科疾患に用いられることもある。三次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線撮影法や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因がわかることがある。
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[編集] CTとの比較
ファンビーム方式の一般CTと違いコーンビームを用いているため、以下のような利点・欠点がある。
[編集] 利点
[編集] 欠点
- 軟部組織の組織学的変化は、あまり反映されない
- 撮影範囲が狭い
[編集] 装置
- CB MercuRay,CB Throne(日立メディコ)
- 3DX MULTI-IMAGE MICRO CT(モリタ製作所)
- NewTom(ヨシダ)
- PSR9000N,Alphard(朝日レントゲン)