深瀬忠一
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深瀬 忠一(ふかせ ただかず、1927年3月1日 - )は、日本の憲法学者。北海道大学名誉教授。
高知県生まれ。東京大学法学部在学中に戦後憲法学の始祖・宮沢俊義教授に師事する。宮沢の晩年の弟子。1953年に東大卒業後、1956年北海道大学助教授に就任。1964年に同教授。この間、1977年にはパリ第2大学客員教授、1978年から1980年には北海道大学法学部長を務めた。1990年、北海道大学教授を退官。同年、北星学園大学教授を務めるも1997年退任。
自らのクリスチャンとしての生き方と日本国憲法の精神を重ねあわせ、やや思想が先行した典型的な護憲派学者として知られる。恵庭事件、長沼ナイキ事件などの訴訟でも出廷し、鑑定人として証言した。
[編集] 主要著書
『戦争放棄と平和的生存権』(岩波書店、1987年)
『平和の憲法と福音』(新教出版社、1990年)
『恒久世界平和のために-日本国憲法からの提言』(勁草書房、1998年)
[編集] 門下生
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