港区立青山中学校
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港区立青山中学校(みなとくりつ あおやま ちゅうがっこう)は、東京都港区北青山1丁目にある中学校。
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[編集] 概要
設立当初の由来から、青南小学校や青山小学校区域の中学校として、千代田区立麹町中学校と共に、都立日比谷高等学校への登竜門としての位置づけにあり、越境入学者が多く進学志向の強い青南小出身者にその傾向が顕著に見られる。管轄区域である青山地域は、一口に「青山」といっても以前ほどではないにしろ広範な階層住民で成り立つ街でもあり、生徒・卒業生の進路も多様な方向に向いているといえる。公立中学としての進学実績で近隣の高陵中学校や高松中学校、三田中学校などと並んで高い実績を出している。
平成18年度から、日比谷高校の登竜門としての名門校再生へ向け、土曜授業を開始。少人数授業なども行い、進学実績の向上を目指している。
現16代学校長・平林健により、学校選択性の時代の中、生活指導と共に進学指導にも力を入れつつある。全校生徒数91名と現状では規模として少人数のため、個々の生徒に合わせた教材の選択など具体的指導がしやすい環境にあるため、教師個々の力量が問われてもいる。
校訓は、「真剣な学習/Study seriously 節度ある行動/Be temperate in behavior」であり、学校玄関前の時計塔に掲げられている。
[編集] 諸活動
- <委員会> - 生活・整備委員会、放送・広報委員会、保健・給食委員会、図書委員会
- <部活動> - バドミントン部、バレーボール部、美術部、ボランティア部、吹奏楽部、ガーデニング部、社会部、テニス部、剣道部、ザ・さいえんすwith写真人部、野球部、走ろう部、書道部
[編集] 沿革
- 1947年(昭和22年)4月29日 - 東京都立第一中学校(現・都立日比谷高校)に港区新星中学校として併設された。都立第一中学校長・菊池龍道が校長兼職。都立一中生徒は附属生扱いとして男子のみの2学級(100名)で編成された。
- 1948年(昭和23年)4月 - 東京都港区立青山中学校と改称。 都立一中より港区立青南小学校校舎に移転。渋谷区立外苑中学校より女子生徒(99名)を受け入れる。
- 1955年(昭和30年)3月1日 - 旧陸軍大学校舎を新校舎として現在地に移転。
- 1997年(平成9年)11月22日 - 創立50周年記念式典・祝賀会。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 中野区立第八中学校長平林健、16代校長として着任
[編集] 年間行事
- 4月 - 始業式,入学式,対面式,個人面談,生徒会・委員会認証式,保護者会・部活動保護者説明会
- 5月 - 離任式,1学期中間確認考査週間,1年生 八ヶ岳移動教室,生徒総会
- 6月 - 教育相談月間,修学旅行,ふれあい教室(1年生)
- 7月 - 1学期末確認考査週間,三者面談,学習展覧会,生徒会デー,終業式,夏季休業日始,夏季学園(2年生),水泳教室,補充教室・教科質問教室
- 8月 - 水泳教室,補充教室・教科質問教室,夏季休業日終
- 9月 - 始業式,防災訓練,保護者会,区水泳記録会,運動会,生徒会役員選挙
- 10月 - 中間考査,区連合体育大会(国立競技場),開校記念日
- 11月 - 教育相談月間,学芸発表会,音楽鑑賞教室(3年),期末考査
- 12月 - 個人面談,中学生座談会,終業式
- 1月 - 始業式,書き初め・教科作品展,公開授業週間
- 2月 - 遠足(2年),私立高等学校入試,都立高等学校入試
- 3月 - 学年末考査,遠足(3年),球技大会(3年),生徒会デー,卒業式,修了式