琴似川
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新川通沿い(2004年10月) |
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水系 | 新川水系 | |||
延長 | 10 km | |||
水源の標高 | ? m | |||
平均流量 | ? m³/s | |||
流域面積 | ? km² | |||
水源 | 盤渓峠の北東(札幌市中央区) | |||
河口 | 琴似発寒川(札幌市西区、北区) | |||
流域 | 北海道札幌市中央区、西区、北区 |
琴似川(ことにかわ)は、北海道札幌市を流れる川で、新川の支流である。琴似発寒川と合流して新川になる。二級河川新川水系。長さ10km。
[編集] 流路
札幌市中央区宮の森の南、盤渓峠の北東の谷から流れて、円山と大倉山の間の谷を北東に流れる。西区に入ってすぐ、二十四軒駅のそばで地下に入る。西区と中央区の境界にある環状通の地下を流れ、札幌競馬場の北、下手稲通との交差点にある「さくらはし」(橋というより暗渠からの出口)でふたたび姿を表す。中央区、西区、北区の三区の境界が交わる点で、流路を北西に変え、北区と西区の境界を流れる。ここから流路は直線となり、新川通が川の両側を走る。西陵公園のそばで琴似発寒川と合流し、新川となる。
[編集] 歴史
江戸時代まで、琴似川は途中で流路を西方に向けることなく、北東に流れて石狩川の支流伏籠川に注いでいた。西隣の発寒川も同様に北東に向かって、こちらは直接石狩川に注いでいた。明治時代に大友堀(後に創成川と改称)を北に延長して琴似川の下流に導く工事が行われ、これを琴似新川と呼んだ。さらに新川が完成すると、琴似川は西方に流れを変え、石狩川水系から外れた。残された琴似新川は、創成川の一部という扱いになり、地図上から名を消した。創成川以東の旧河道の一部は旧琴似川として残っている。