環太平洋火山帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
環太平洋火山帯(かんたいへいようかざんたい)は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のこと。
太平洋プレートを中心とする太平洋の海洋プレートが、その周辺の大陸プレートや海洋プレートの下に沈み込むことによってできた火山列島や火山群を総称して用いられる。 日本列島やインドネシア、フィリピン、アリューシャン列島などの火山列島、またアンデス山脈、ロッキー山脈などが含まれる。 プレートの沈み込みに伴って、火山活動のほか地震活動も活発である。
太平洋プレートができた中生代以降に形成されたと考えられている。
環太平洋造山帯(かんたいへいようぞうざんたい)ともいい、アルプス・ヒマラヤ造山帯とともに世界の2大造山帯とされることもあるが、アルプス・ヒマラヤ造山帯は火山を伴わない点が異なる。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 自然科学関連のスタブ項目 | 地球科学 | プレートテクトニクス | 世界の地形