白幡隆宗
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白幡 隆宗(しらはた たかひろ、1962年5月27日 - )は東京都出身の元プロ野球選手(捕手、後に内野手、外野手)。本名及び1987年までの登録名は白幡勝弘(-かつひろ)。
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[編集] 来歴・人物
二松学舎高から1981年、ドラフト外で西武ライオンズに入団。長打のある捕手として将来を嘱望されたが、出場機会を増やすため外野手に転向。しかし、シーズン開幕前にテリー・ウィットフィールドが入団し、支配下選手登録数(当時60名)をオーバーしてしまったため、選手登録はされずに1年間練習生扱いで過ごした。翌年から内野手に転向し、正式に選手登録された。1986年に捕手に再転向、1987年には登録名を『白幡隆宗』に変更した。
2軍ではイースタンリーグで首位打者になるなど実力はあったが、1軍では出場機会が恵まれなかった。1988年オフ、岡本光との交換トレードで読売ジャイアンツに移籍し、外野手に転向。1番・右翼手で先発起用されたこともあり、優勝に貢献する働きをした。1991年に自由契約になり横浜大洋ホエールズに移籍。桑田真澄から逆転ホームランを放つなど巨人戦には勝負強く4番も任された。翌1992年5月に須藤豊監督が休養し江尻亮監督が指揮を取ると出場機会が減少し、同年オフに戦力外通告を受け現役を引退した。
[編集] 略歴
- 投打 右/左
- 出身地 東京都
- 血液型 A型
- 球歴・入団経緯 二松学舎大学付属高校 - 西武ライオンズ(1981年~1988年) - 読売ジャイアンツ(1989年~1990年) - 横浜大洋ホエールズ(1991年~1992年)
- プロ入り年度・ドラフト順位 1980年(ドラフト外)
[編集] 通算成績
- 199試合 打率.257(370打数95安打)8本塁打 44打点 1盗塁