福厳寺 (小牧市)
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福厳寺 | |
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所在地 | 小牧市大字大草5229 |
位置 | |
山号 | 大草山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 秋葉三尺坊大権現 |
創建年 | 1476年 |
開基 | 盛禅和尚 |
正式名 | |
別称 | |
札所等 | |
文化財 | 絹本着色盛禅画像、陶製宝篋印塔、陶製香炉 |
福厳寺(ふくごんじ)とは、愛知県小牧市にある曹洞宗の寺院。山号は、大草山。
目次 |
[編集] 概要
- 創建は、1476年。当時この辺りを治めていた大草城城主の西尾式部道永が、当時名僧と言われていた盛禅和尚に弟子入りし、寺院を建立したのが始まりである。
- 毎年12月に行なわれる秋葉三尺坊(あきばさんじゃくぼう)の大祭での、火渡り神事が有名である。
- 近年は寺の経営だけでなく、幼稚園やスポーツ施設、岩盤浴の施設を経営しているほか、整体なども行なっている。
- 檀家制度を改め宗派にとらわれない寺院を目指し、会員制に移行している。
[編集] 歴史
[編集] 行事
[編集] 秋葉三尺坊の大祭
秋葉三尺坊の大祭(あきばさんじゃくぼうのたいさい)は、観音の化身とされる秋葉三尺坊大権現をまつった祭。「秋葉祭」とも呼ばれている。毎年12月の第2日曜日に行なわれる。様々なイベントや、炊き出しなどが行なわれる。祭の最後に行なわれる、火渡り神事が有名。
[編集] 所蔵品
[編集] 絹本着色盛禅画像
大草城城主の西尾道永が描いた、盛禅和尚の肖像画。「1506年に描いた」と伝えられている。1978年に、小牧市の有形文化財に指定されている。
[編集] 陶製宝篋印塔
寺院の境内に建てられている、陶製の宝篋印塔(ほうきょういんとう)。高さは、約4メートル。1836年に、瀬戸の陶工である早梅亭が製作したが、1891年の濃尾大地震で倒壊。現在建っているものは、1900年に復元されたものである。1978年に、小牧市の有形文化財に指定されている。
なおこの宝篋印塔には、陶製の香炉が供えられていた。
[編集] 陶製香炉
陶製宝篋印塔に供えられていた陶製の香炉。「1835年作」と銘がある。
[編集] 関連書籍
「福厳寺史伝」高瀬武三著(福厳寺、1987年)
[編集] 関連施設
- 福厳寺メディカルトレーニングセンター
- 太陽幼稚園
[編集] 所在地
小牧市大字大草5229
[編集] 備考
[編集] 周辺
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
関連