謎の壁 ブロックくずし
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ジャンル | ブロックくずし |
対応機種 | ディスクシステム(FC-D) iアプリ(i) Vアプリ(V) EZアプリ(EZ) |
発売元 | コナミ |
人数 | 1人 |
メディア | FC-D:ディスクカード両面 |
発売日 | FC-D:1986年12月13日 i,V,EZ:2001年 |
『謎の壁 ブロックくずし』(なぞのかべ -)は、コナミのブロックくずしゲーム。
目次 |
[編集] 概要
1986年にファミリーコンピュータ(ファミコン)・ディスクシステム用ゲームソフトとして発売された。2001年からは各種携帯電話用アプリケーションとして同社より配信されている。
「アルカノイド」の亜流の一つであるが、ただ単にブロックを崩すだけでなく、画面内に現れる敵キャラクターを倒してアイテムでパワーアップしたり、「コナミマン」をキャッチして裏面にワープしたりすることができる。また、全面をクリアしてもそれだけではエンディングとはならず、いくつかの面に隠されているアルファベットを組み合わせて英文を作り、最終面クリア後にその英文を入力しなければならない。
[編集] あらすじ
西暦30XX年、地球からはるか遠くにある惑星「セリム」にて、地球人は巨大コンピュータによる生命維持装置を開発し、そしてその星に地球人たちが移り住んでいった。しかしあるとき、惑星セリムの資源を狙う異星人によって、コンピュータの自爆装置を起動させられてしまった。これを解除するには、コンピュータの入力装置に、ある14文字のキーワードを打ち込まなければならない。プレイヤーは惑星を救うため、戦闘機「レッドファイター」に乗り込み、コンピュータの内部に潜入する。
[編集] ゲーム内容
ここではファミコン版のルールについて解説する。
ゲームは大きく4つの「ゾーン」から構成され、各ゾーンには表面が1面から11面まで、裏面が2面から10面まで(11面は表裏共通)あり、合計80の面が存在する。ゲームの途中で出現する「コナミマン」に触れると、現在の面番号からプラス1面した裏面へワープする(例:1-02表面でコナミマンに触れた場合は1-03裏面へワープ)。なお、裏面から表面へは戻れない。
画面内の破壊可能なブロックを全て破壊すれば面クリアとなる。ただし敵キャラクター「コナゴン」が登場する面では、それらもすべて倒さなければならない。また、2-11と4-11はボスキャラクター「メニーレッグス」との対決となっており、敵を倒すことで面クリアとなる。「コナゴン」および「メニーレッグス」はボールを数発ぶつけることにより倒せる。
画面内にある窓のようなものからはザコ敵キャラクター(以下ザコ)が出現し、そのザコにボールをぶつけて倒すと時々アイテムを落とすことがある。ただしザコの中にはボールが当たるとボールを一定時間口にくわえて妨害し、倒すことのできないものもいる。ザコは何度倒しても一定時間が経つと再び出現する。なお、ザコは自機に向かって攻撃してくることはない。
ボールを画面下に落とすとボールのストックが1つ減り、ボールがなくなるとゲームオーバー。また、メニーレッグス戦で自機が破壊されたときはボールが残っていてもゲームオーバーとなる。ゲームオーバー時にはゲームの進行状況をディスクカードにセーブすることができ、次回ゲームを始めるときはクリアした面の中からプレイしたい面を選択することができる。
4-11をクリアするとキーワードの入力画面となり、ここで正解すればエンディングだが、不正解だと1-01から再度やり直しとなる。
[編集] ブロックの種類
- ブルワァーク
- 普通のブロック。ボールを1発当てるだけで破壊できる。
- イエローブルワァーク
- 薄い黄色のブロック。ボールを数発当てないと破壊できない。
- シルバーブルワァーク
- 銀色のブロック。破壊不可。
- ムービングブルワァーク
- 左右に往復してボールを妨害する。破壊不可。
- カウンターディスク
- 数字の書かれた円盤。最初は「0」から始まりボールが当たるごとにカウントが増えていき、「10」になると壊れる。
- アップダウンウォール
- 一定時間ごとに出たり引っ込んだりし、ボールを妨害する。破壊不可。