豪華客船ゴライアス号の奇跡

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『豪華客船ゴライアス号の奇跡（ビデオタイトル『ゴライアス号の奇跡』）』（原題GOLIATH AWAITS）はアメリカ合衆国で1981年に放映されたTV映画。オリジナルは200分だが、ビデオでは183分となっている。日本ではテレビ東京・木曜洋画劇場が3時間特別枠で一挙放映を行った。

監督は『恐竜の島』などでマニアに名を知られる、ケヴィン・コナー。ファンタジーともいえる大胆な設定の、極めて優れた海洋冒険SF作品に仕上げている。

[編集] ストーリー

1939年、ロンドンを出航した豪華客船ゴライアス号はUボートによって、乗客・乗員もろとも撃沈される。

40年後、海洋学者ライカーは深海に沈没したゴライアス号を発見する。しかし船内に乗り込んだ第一次調査隊は消息を絶った。ライカーとセルカーク中佐が船内に乗り込むと、そこには三等機関士・マッケンジーによって酸素を供給する機械が設置され、彼をリーダーとする何十人もの乗客と乗員、その子孫たちが生存するコミュニティが形成されていた。

ライカーたちの訪問は彼らに喜ばれるが、外界を知らない若い世代を中心に、生存者たちは外に出ようとしなかった。そしてそのコミュニティには、恐るべき秘密が隠されていたのだ。